イスラエルで開催される音楽フェス<Meteor Festival>出演決定に対する批判に対してイスラエルとパレスチナ両方でパフォーマンスを行うとの声明文を発表していたラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)。
今回、新たな声明文で、スラエルとパレスチナの両方でパフォーマンスを行うことが難しいとの理由で音楽フェス<Meteor Festival>の出演を延期すると発表しています。
— Lana Del Rey (@LanaDelRey) 2018年8月31日
「残念ながら2つの訪問を短期間で準備することが難しいことから、<Meteor Festival>への出演をイスラエルとパレスチナのファンの両方を訪れるようにできるまで延期します。」
1度目の声明文「政治的な意図はない」と主張
「テルアビブでパフォーマンスすることに政治的な主張や関与はないということを再認識してもらいたい」と政治的な意図は存在しないことを主張。純粋に現地にいるファンのためにパフォーマンスをしたいだけだと説明していました。
この声明に対して、 学術的、文化的なイスラエルのボイコットを訴えるPACBI(Palestinian Campaign for the Academic and Cultural Boycott of Israel)がラナ・デル・レイに出演を考え直すように要請。
パレスチナ人に対して隔離政策を行うイスラエルでライブを行うということは、アパルトヘイト(人種隔離政策)が行われていた南アフリカでライブを行うのと同じようなものだと批判していました。
2度目の声明文「予定通り出演、パレスチナにも行く」
ラナ・デル・レイが新たな声明文をInstagramに投稿。
イスラエルでパフォーマンスを予定通り行うつもりであることを再度明言し、パレスチナを訪れるつもりであることを明かしています。
今回、1週間前に公開された声明文でイスラエルで公演を行う前提とされていた「パレスチナへの訪問、公演」が実現不可能となってしまったため、出演の取りやめにいたったようです。