ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)がアルバム『Lust for Life』収録の“Get Free”がレディオヘッド(Radiohead)の“Creep”に類似していると訴えられたことについてデンバーで行われたライブで言及、さらにTwitterでもコメントしていた。
It’s true about the lawsuit. Although I know my song wasn’t inspired by Creep, Radiohead feel it was and want 100% of the publishing – I offered up to 40 over the last few months but they will only accept 100. Their lawyers have been relentless, so we will deal with it in court.
— Lana Del Rey (@LanaDelRey) 2018年1月7日
「訴訟は事実です。私の曲は“Creep”からインスパイアされたものではないけれど、レディオヘッドはインスパイアされていると感じていて、100%の出版権を要求しています。数ヶ月に渡り、40%まで提案しましたが彼らは100%しか受け入れないようです。」とTwitterに投稿。レディオヘッド側が100%の出版権を要求していると発言していました。
レディオヘッドは『100%のみ受け入れる』とは発言していません。
しかし、〈Warner/Chappell〉のスポークスパーソンが『Pitchfork』に声明を発表し、訴訟の存在を否定しています。
声明文ではラナ・デル・レイの代理人たちと昨年の8月から議論していたことや“Get Free”の音楽的要素に“Creep”のヴァースが含まれているのは明らかで、“Creep”の作曲者たちの権利を認めるように要求していたということを認めています。
しかし、ラナ・デル・レイが主張するようにレディオヘッド側が100%の権利を要求しているということに対してはきっぱりと否定し「誤解を正すと、訴訟は行われていませんし、レディオヘッドは彼らが“Get Free”の出版権の『100%のみ受け入れる』とは発言していません。」と誤解が生じているとしています。