場内はぐるっと見通しの良い&なだらかな斜面の芝生が広がっていて、ほぼ同サイズの「GARDEN STAGE」と「BAY STAGE」が隣同士に設営されており、リレー式のノンストップでライヴが行われる。少し離れた駐車場付近には第3のステージ「CLOUD STAGE」があり、ラスティーやジョン・ホプキンスといったDJ/トラックメイカー寄りのアクトが集結。バンド・アクトしか見ないでOKという場合は、芝生に寝っ転がっていればほぼメインどころの出演者は網羅できてしまうだろう。
GARDEN STAGEとBAY STAGE
昼の様子
夜の様子
ステージ向かって後方にはスポンサーのブースがずらっと並んでおり、バー、ドクターマーチン、床屋、あとはオニツカタイガーなんかも出展していて驚いた。
オニツカタイガー ブース
オフィシャルグッズ ショップ
また、飲食物はすべて「トークン」と呼ばれるチップ状の代替マネーを購入しなければならず、酒や物販も含めて日本のフェスよりはちょっと割高。今もっとも勢いのある国だけありありますな。
トークン
客層はかなーり面白い。モデル風のお洒落な欧米人も目立つが、基本的にはアジア人が大挙するフェスなので、しょうゆ顔の我々日本人が訪れても他の海外フェスほど浮くことはないだろう。ファッション的にもK-POPをかじってるような男女を多く見かけた。しかし、さすがは英語が公用語のシンガポール、バンクスやロイヤル・ブラッドのステージでは日本とは比べ物にならないくらいの大合唱が起きていて、羨ましいやら歯がゆいやら…。今年は6回目にして約13,000枚のチケットが完全ソールドアウトを記録したそうだし、もっと日本でも洋楽を盛り上げていかんとなーと思った次第です。