5人組ガールズユニオン・FAKY。「フェイクなフリしてとことんリアルに」をコンセプトに掲げ、スタイルもルーツも異なる5人が魅せる圧倒的なパフォーマンスと高いクリエイティビティ、そして個性溢れるメンバーのパーソナリティについても、国内外から熱い視線が送られている。
そんなFAKYが11月4日(水)に配信限定シングル“little more”をリリース。
ヒプノシスマイクなどの作品へ参加してきた新進気鋭の音楽プロデューサー maeshima soshiによるプロデュース楽曲。メンバーのLil’ Fangも作詞に携わり、タイトルの「little more」(あともう少し)は、コロナという社会的背景も踏まえつつ、到達する一歩手前の段階にあるフラストレーションが最高潮に達しそれを力に変えていこうと葛藤する思いが込められている。
今回の楽曲は、ノルウェーを拠点に活動し、BTSなどのコレオグラフィーを担当してきた、世界的ダンスクルーQuick Styleがコレオグラフィーを担当。FAKY史上最高難度といわれるダンスにも注目だ。
今回、Qeticではそんな本楽曲のMusic Videoの撮影現場に密着!
これまであいみょんやOfficial髭男dismのMVを担当してきた新保拓人監督が手がけた今作のテーマは“Mirror”。
鏡の中の世界にいる「もう1人の自分」に打ち勝ち、葛藤を乗り越えたことを表現している。
コンピューターで制御されたモーション・コントロール・カメラを駆使した撮影現場の裏側や、FAKYの5人がダンスシーンで魅せた迫力をMVとは別の角度からご覧いただきたい。
撮影を終えた、メンバーのコメントも。
FAKY – little more
<PHOTO REPORT>
FAKY “little more”
MUSIC VIDEO
Hina
ダンスシングル三部作ぶりの、ダンスがメインのMVになっていますが、ただのダンスシーンじゃなくて現実世界と鏡の中の自分の世界、ふたつを視覚で見てわかるように表現されているのが見所です。
今回特殊なカメラを使っての撮影だったので、いつもよりもフォーメーションや振り付けを揃えることをよりシビアに撮影しました。
また新しいFAKYの音楽とダンスを是非楽しんで頂けると嬉しいです。
Taki
今回の曲はFAKYにとって挑戦でした。
一人ひとりクローズアップしてダンスを撮影するのは初めての経験でしたが、鏡の前で自分を見つめながらダンスをしたため、作品に沿ったコンセプチュアルなシーンが撮れたと思います。ぜひそこに注目して頂けると嬉しいです。
Mikako
“私の中の私”をキーポイントに、自分自身との葛藤を表現するのに、鏡に向かってひとりでダンスをするシーンや、ブリッジでは自分がふたりいて、自分自身と向き合っているシーンがお気に入りです。
こんなに終始踊り続けているMVはFAKY史上初で、メンバーひとりひとり自分自身と向き合いながら新しい挑戦をしました。
Akina
今作は、間違いなくダンスがメインの作品ですが、メンバーとメンバーの切り替わり、シーンとシーンの切り替わりにもぜひ注目して頂きたいです。
Lil’ Fang
今年に入ってから“half moon feat.Novel Core”、“ダーリン (Prod.GeG)”とメロウな曲のリリースが続いたので、今回はダンサブルなMVを作りたいという思いがありました。まさにその通りの表現が出来た作品になったと思います。
今のFAKYだからできるダンスでの表現が最大限に視覚化されているので、一つ一つの動きから目を離さず見てほしいです。
Text by Qetic編集部
Photo by Kohichi Ogasahara
FAKY
J-POP界のニュー・ウェーヴ
“次世代ガールズ・ユニオンFAKY”
ルーツもスタイルも異なる最強の5人が集結(=ユニオン)。
2017年に発表した『Surrender』は「Spotify」Viral Top 50チャートにて日米Top 10入りを果たした。
2019年7月には、ガールズパワーをテーマにしたダンスシングル3部作のリリースを発表し、YouTubeのミュージックビデオが、3作合計で700万回再生を突破。
2020年3月、ABEMA「月とオオカミちゃんには騙されない」に出演したHinaの心情を歌にした「half-moon」、6月には、新体制となって初のリテイクアルバム『Re:wrapped』、七夕には「half-moon feat. Novel Core」をリリース。
ブラジル公演やカナダ、スペイン公演で大成功を収めるなど、世界のトップクリエイターを迎えたクリエイティブの高さと彼女達のパフォーマンス力に各国から注目が集まっている。