Qeticがお届けする年末年始の特別企画『Looking Back 2019』。
本企画は、2019年を彩った様々なアーティストたちが登場し、今年最も印象的だったシーンを切り取った写真を本人のコメントとともに紹介する企画です。
今回は、日本のヒップホップシーンを盛り上げているバイリンガルラッパーKojoeに訊く2019年ベストショット。
Looking Back 2019
Kojoe
昨年最後のライブが岡山で
いつもお世話になってるEighty’s Antiqueで全身帽子から靴まで揃えてワンショット。
お店もディスプレイもアメリカに戻ったような感覚になるこの店が大好きですね。
1/24(金)にMuKuRoのEP『BLESS』がリリース
全部プロデュースしてます。
Kojoe
新潟生まれ、NYクイーンズ育ち。07年にNYのインディペンデント・レーベル・RAWKUSと契約し、コンピレーション『Rawkus 50 Mixtape Vol.1』に参加するも、その後にRAWKUSが閉鎖。09年に帰国後は英語と日本語をミックスし、ラップと歌の二刀を使い分けた高いスキルのラップ・スタイルを武器に数々のアーティストと共演。完全インディペンデントなスタイルを貫き通した孤高のラッパーとして日本のシーン内で特異な存在を確立。同業者からも圧倒的な支持を受け、様々なレーベルから様々な名義で作品をリリースし、近年はOLIVE OILや5lackとのリンクで新たなファン層を広げた。17年11月にアルバム『here』をリリース。この年を代表する日本語ラップ・アンセムとなった”BoSS RuN DeM”でのAKANE、Awichを筆頭に5lack、ISSUGI、BES、FEBB、MUD、OMSBら地域/世代/クルーの枠を越えた多彩なゲストが参加し、各所で高い評価を獲得。同作に参加した殆どのアーティストがゲスト出演した渋谷WWWXでのリリース・パーティの模様は、OLLIE誌で10ページもの特集されるという異例の大反響を獲得。また『here』からキャリアをスタートさせたMIXエンジニアとしての才も発揮し、専門誌「サウンド&レコーディング」のカバーも飾った。2018年には前作から9ヶ月という驚異的な早さでアルバム「2nd Childhood」を発表。ラップのみならず、前作からさらに磨きのかかったビート / プロデュース力が遺憾なく発揮されることとなった。そして2019年に入り新たな企画として「DemoTape」のリリースを開始。カセットテープでの1発録りというラップスキルと同様にRECスキルも問われる本作には、BUPPONと¥ellowBucksがそれぞれリリースを行い、今後も別アーティストの作品が控えている。歩みを止めないKojoe。2019年の次の一手に注目が集まる。
Looking Back 2019
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