Loraine James、最新アルバム『Gentle Confrontation』を 9月にリリース｜新曲「2003」をMVと共に先行解禁

ロレイン・ジェイムス（Loraine James）が、〈Hyperdub〉から3枚目となる最新アルバム『Gentle Confrontation』を9月22日（金）にリリースすることを発表した。アルバムから“2003”がMVと共に先行解禁されている。

北ロンドンの新鋭・Loraine James、最新作『Gentle Confrontation』をリリース

ジャズ、エレクトロニカ、UKベース・ミュージック、アンビエントなど、様々な音楽性を内包したクロス・オーバーな作風で人気を博す北ロンドンの異能、ロレイン・ジェイムス。昨年行われた初の来日ツアーが完売となり、日本でも大きな注目を集める彼女が、UK名門〈Hyperdub〉から3枚目となる最新アルバム『Gentle Confrontation』を9月にリリースする。アルバムから、先行解禁曲“2003”がMVと共に公開されている。

彼女が10代の頃に好きだったDNTEL、Lusine、Telefon Tel Avivのようなマス・ロックやエモーショナルなエレクトロニック・ミュージックを聴きながら制作が行われ、気だるさや楽しさ、様々なフィーリングを感じさせる仕上がりとなった本作。シカゴ出身の新鋭シンガーKeiyaA、ニュージャージーのバンドVasudevaのギタリスト・コーリー・マストランジェロ（Corey Mastrangelo）、〈PAN〉からのリリースで注目を集めたピアニスト／SSWのマリーナ・ヘルロップ（Marina Herlop）、〈Plz Make It Ruins〉から昨年リリースした作品が注目を集めたロンドンのジョージ・ライリー（George Riley）他、これまで以上に多くのゲストが起用されている。

本作は、人間関係（特に家族関係）、理解、そして少しの優しさと気遣いがテーマとなっており、水のような柔らかい質感のアンビエンスが漂う中で、ポリリズムやASMRなビートが広げられたエレクトロニック・ポップ・ミュージックの新たな地平を開く、彼女にとって最高傑作となった。マスタリングはTelefon Tel Avivのメンバー・ジョシュア・ユースティス（Joshua Eustis）が手がけ、ShabakaやKing Kruleを手がけるディリップ・ハリス（Dilip Harris）がミックスを担当した。

新曲「2003」をMVとともに先行配信｜CD限定ボーナス・トラックも

また本作のリリースに伴い、アルバムから先行解禁曲“2003”がMVと共に公開。待望の最新作は9月22日（金）にCD、LP、デジタルと各種フォーマットで発売される。CDには、LPに収録されないボーナス・トラック“Scepticism with Joy ft. Mouse on the Keys”を収録。また、国内流通仕様盤CDには解説が封入される。彼女の過去と現在をつなぎ、彼女自身にとっての新しい章を開く作品となった本作をぜひ手に入れてほしい。

Loraine James – 2003