純度100%の“最新型ラグジュアリー・ポップ”を歌うロード。
Qeticでも以前ご紹介した、ニュージーランドから彗星のごとく現れ、全米・全英チャートで1位を獲得した17才の歌姫ロード。彼女が、<第56回グラミー賞>年間最優秀レコード、年間最優秀楽曲主要2部門と最優秀ポップパフォーマンス(ソロ)、最優秀ポップアルバム(ヴォーカル)の4部門でノミネートされた。授賞式は、来年1月26日(日)にロサンゼルスのStaples Centerで開催される。さらに待望のデビューアルバム『ピュア・ヒロイン』日本盤が2月19日(水)に発売決定。
彼女の本名はエラ・イェリッチ・オコナー。12才の時に地元のコンテストに出演したのをきっかけに、13才でレコード契約を果たす。彼女の母は有名な詩人であり、幼いころからT.S.エリオットやアレン・ギンズバーグ、レイモンド・カーヴァーのような詩人や作家から文学知識を身につけていった。17才の考えを代表する、よくあるありふれたものではなく、ロードの音楽はフラストレーションと自由、好奇心と自信、そして10代の人生における感覚を、ユニークな方法で捉えていた。
Lorde “Royals”
地元での1位獲得に続き全米でもデビューを果たし、シングル“ロイヤルズ”の「ゴージャスな暮らしよりも大切なものは何?」と、17才の少女が問いかけるメッセージはじわじわと広がり、10月12日付けの全米チャートで1位を獲得。その後も、レディー・ガガ、ケイティー・ペリー、エミネムなどの超ビッグ・アーティストの新譜がリリースになる中でも9週連続1位を達成している。ちなみに、ニュージーランドのソロ・アーティストで全米シングル・チャートの1位に輝いたのは彼女が初めてであり、女性アーティストとして、2013年の最長1位記録になる。さらにこのシングル“ロイヤルズ”は、全英チャートでも初登場1位を獲得、世界40カ国のiTunesで1位(84の国及び地域でTOP10入り)を果たすという世界規模でのブレイクを果たした。
彼女の才能は様々なアーティストやプレスからも高く評価されてきたが、このグラミー賞のノミネートで、ここ日本でもますます注目が集まることは間違いないだろう。