シンガー・ソングライター/作曲家/プロデューサー/マルチ奏者であるルシンダ・チュア(Lucinda Chua)が、自らプロデュースを手がけた楽曲“Golden”を、タシュ・タング(Tash Tung)監督との共同制作によるショート・フィルムと共に発表した。
新曲“GOLDEN”をショート・フィルムと共にリリース
サウスロンドンを拠点とするアーティスト、ルシンダ・チュア。2019年にソロ・デビューEP『Antidotes 1』をセルフリリースし、同時にFKAツイッグス(FKA twigs)の『Magdalene』ワールド・ツアーのバンドで演奏をこなし、2021年には〈4AD〉と契約を結ぶなど、その蠱惑的なソングライティングが世界中で高く評価されている。デビュー・アルバムは2023年にリリースされる予定だ。
アイデンティティとレプリゼンテーションについて歌い、若き日の自分の視点から書かれた“Golden”は、お手本となる存在がいない状況下での自分自身について深く考察する、親密かつ心温まる一曲。美しい映画のような物語性のあるショートフィルムは、親友であるタシュ・タング(Tash Tung)監督との共作によるものだ。チュアと9歳の気鋭子役俳優であるココ・ブリジャー(Coco Bridger)が、幼いチュア役の「イアン・イアン」として出演している。
Tash Tungや、東アジア・東南アジアの人材が大半を占めるキャストやクルーと一緒に仕事をしたことは、私のプロとしての人生で初めて、自分がマイノリティでなくなった瞬間でした。
レプリゼンテーションとは、ダイバシティー(多様性)だけでなく、自分の外側にいる自分を認めることであり、自分の夢や欲望を応援することでもあります。この作品を発表することで、若き日の自分が誇りに思ってくれることを願っています。
ルシンダ・チュア(Lucinda Chua)