ミニマルなトラックに抑制の効いた穏やかなトーンのラップをのせるスタイルで、シーンでも独自の存在感を放ち続けるラッパー・maco marets。今回、2023年ソロ第3弾シングル“Yorunokoe”を6月28日に配信リリースした。
maco marets、「Yorunokoe」リリックビデオも公開
本楽曲のトラックメイク/プロデュースは、maco maretsの2023年ソロ作第1弾“Kariyado”、第2弾“Himitsu”に続いてアズマリキ(Small Circle of Friends / STUDIO75)が担当。加えて、数多くのmaco marets作品に名を連ねるギタリストの宮田泰輔(South Penguin サポート等)が一部演奏で参加しており、より疾走感の加わったプロダクションが印象的な楽曲に仕上がっている。
トラックと呼応するようにトーンを高めたmaco maretsのリリックは、曲名の通りわたしたちが夜、ふとした時に聞く不穏な「声」=答えの出ない思案や過去の記憶の数々に絡めとられる感覚をテーマにしたとのこと。自らの状態を「座礁した鯨」に例えるなど、彼自身がラッパーとして向き合い続けてきた表現に対する苦悩、その一端をさらけ出すような一曲ともなっている。また、YouTubeではmaco marets本人が出演したリリック・ビデオも公開。こちらも合わせてチェックしてほしい。