SSW/トラックメイカー/DJとして活躍するMaika Loubtéが、新曲“Ride My Bike”をリリースした。
Maika Loubtéが新曲“Ride My Bike”をリリース
90年代のトランステクノを端々に想起させるトラックと疾走感のあるボーカルが融合し、2020年の奇異な現象を吸い込んだニュータイプのガレージポップともいえる本作。過去のものとなりつつあるダンスフロアや、90年代のトランスミュージックに多用されたシンセの音色が独創的な手法で消化され、最新のポップスへとアップデートされている。
今回のアートワークは、“日常”の写真を全世界からSNSで募るという、実験的な企画「#RMB2020」により集まったおよそ1,300枚の写真をもとにジャケット写真が作成された。世界各地、あらゆる場所に存在している日常が同じ次元で重なり合っていることを、複数の画像をレイヤーさせることで表現しており、アートディレクションはMaika Loubté本人と、前作“Niet II feat.maco marets”のカバーアートも担当したSiunの小酒井が共同で手掛けている。
そして、「#RMB2020」で集まった写真ほぼすべてを網羅したMVが、6月14日(日)22:00よりYouTubeにてプレミア公開されるので、こちらもお楽しみに。
Maika Loubté
“Ride My Bike”は「自転車がすごく好きだなぁ」という気持ちで、日常の延長として年明けくらいから作り始めました。
作っていくうちにCOVID-19の影響はどんどん広がり、ライブハウスやクラブの混雑するフロアや熱狂のイメージは、まるで遠い過去のものになったと感じるようになりました。
いまは半径2mの世界で、内なるパーティーへの情熱を燃やすための音楽が、自分には必要だという思いが強くなっています。2020年5月現在の私にとっては、自転車で自宅の周りをすこし走ることが、かつてちょっと気晴らしにクラブへ行っていた若者と近からず遠くないメンタリティであるように思えます。
というわけで“Ride My Bike”を完成させ、リリースすることにしました。それぞれの日常に、身近な幸せがありますように。
また、本楽曲はアパレルブランド・MARGINAL MANとのコラボが決定しており、6月21日(日)には同ブランドのデザイナー・森彩乃を招き、Instagramライブでデザインミーティングが開催され、コラボグッズの制作過程が公開される。6月28日(日)には、楽曲発売を記念したスペシャルライブがYouTube Liveにて開催される予定だ。
さらに、本楽曲は新宿駅東南口「Flags」の2020年春夏ファッションムービーのテーマソングにも起用された。“誰かと競うのではなく、自分らしく自分のレースを走ろう”というメッセージを、映像ディレクター・浜根玲奈がオリジナルの映像で表現しており、Maika Loubtéはモデルとしても出演している。思わず見入ってしまう不思議な映像に加え、「Flags」の春夏アイテムも要チェック!
Ride My Bike (Official Music Video)
RELEASE INFORMATION
Ride My Bike
2020年6月12日(金)
Maika Loubté
WATER RECORDS
EVENT INFORMATION
Maika Loubté × MARGINAL MAN「Ride My Bike Tシャツ・デザインミーティング」
2020年6月21日(日)
21:00〜
Ride My Bike – ONLINE PRE-RELEASE PARTY
2020年6月28日(日)
23:00〜