2016年秋に発表されたメジャー・デビュー・アルバム『マーカス・キング・バンド登場!』が多くのギター・ロック・ファンから支持を集め、<フジロック・フェスティバル’17>にて鮮烈な日本デビューを果たしたマーカス・キング・バンド(The Marcus King Band)。
彼らのセカンド・アルバム『カロライナ・コンフェッションズ』の日本盤が10月17日(水)に発売されることが発表された(輸入盤・配信は9月28日発売)。アルバムの中から、夜中に車で帰路につく主人公が月の光に導かれて家へと帰る姿が歌われる3曲目収録の“ホームシック”と、歪んだスライド・ギターが印象的な10曲目収録の“ウェルカム・ラウンド・ヒア”の先行配信もスタートした。
今作に収録される楽曲は、ザ・ブラック・キーズのダン・オーバック、ベテラン・シンガーソングライター、パット・マクラフリンと共作した5曲目“ハウ・ロング”以外は全てバンド・リーダーでギタリスト/ヴォーカルのマーカス・キングのオリジナル曲であり、「このレコ―ドの曲は全てひとつの中心的なテーマに基づいている。それは、人との関係性が終わってしまうとき、批難の余地が全くないような人なんて存在しないということ」とコメントしており、故郷の南カロライナ州や友人への別れが歌われた楽曲が収録される。
今作のプロデューサーには、これまでカントリーとアメリカーナ部門において4つのグラミー賞を獲得する等の経歴を持つ音楽プロデューサー、デイヴ・コブが起用されている。
マーカス・キング・バンド
1996年生まれ、南カロライナ州グリーンヴィル出身の22歳の天才ギタリスト/シンガー・ソングライター、マーカス・キング率いる6人組ブルース・ロック・バンド。2015年発表のインディー・デビュー盤及びそれに伴う米国ツアーが話題を呼び、コンコードミュージック傘下のファンタジー・レーベルからウォーレン・へインズのプロデュースによるアルバム『マーカス・キング・バンド登場!』で2016年秋にメジャー・デビュー(国内盤は2017年5月発売)。同アルバムは、米・ビルボード・ブルース・チャートで2位を獲得すると、その噂は日本へも広まり、<フジロック・フェスティバル’17>への出演も実現。