幾何学模様が主宰するアムステルダム拠点のレーベル〈Guruguru Brain〉からmaya ongakuの世界デビューとなる1stアルバム『Approach to Anima』が5月26日(金)にヴァイナルと配信でリリース、またデジタル配信のアジア圏内は〈Bayon Production〉より解禁となる。この度、アルバムから先行シングル“Nuska”が本日より配信スタート。
maya ongakuが〈Guruguru Brain〉から1stアルバム『Approach to Anima』をリリース
〈Guruguru Brain〉 / 〈Bayon Production〉からリリースされるデビューアルバム『Approach to Anima』は、maya ongakuが基礎的なグルーヴを構築しながら、彼らの心の奥底にあるものを引き出した作品。
園田のしなやかなギターとボーカル、高野のうねるようなベースライン、池田の浮遊感のある木管楽器、そして繊細なパーカッションとシンセが、主張しながらも抽象的で、落ち着きながらも不穏な空気感を醸し出している。サックスがゆったりと流れる“Approach”は、maya ongakuの世界への導入部であり、“Water Dream”は、“Pillow Song”の穏やかなフィナーレに向かって浮遊しているよう。ネオ・ダダやフルクサスなどの現代芸術と、60年代後半における録音技術の発展が交差する場所など、彼らの多くの関心や影響を簡潔に凝縮している。
タイトルが示すように、『Approach to Anima』は終着点ではなく、探求の始まり。幼なじみの3人組、maya ongakuは、のどかでありながら急速に高級化が進む江ノ島で、常にその先を見つめている。高田馬場での路上ライブから世界的に有名になったレーベルボスのバンド、Kikagaku Moyoの10年にわたる勝利の旅から放たれるエネルギーを糧に、インスピレーションがあればどこへでも、そして世界中のどこにでも、自分たちの音楽を見つけることができる。maya onagkuの自由な世界観は、私たちに見えないものを見せ、肉眼の可能性を広げ、彼らの音楽が持つ奔放な生命力を感じさせてくれることだろう。
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– Members –
園田努 (Vo, Gt)
高野諒大 (Ba)
池田抄英 (Key, Sax)
– Profile –
2021年、江ノ島の海辺の集落から生まれた園田努、高野諒大、池田抄英による3人組バンドmaya ongaku。
魂のルーツを超えたアーシーなサイケデリアを奏でる地元ミュージシャンの有象無象の集合体。
その名の由来は、古代文明からではなく、視野の外にある想像上の景色を意味する新造語。
「自然発生」と表現する、非生物から生物が生まれるとされる現象の集大成が<maya ongaku>の原点である。
RELEASE INFORMATION
Approach to Anima
2023.5.26(金)
maya ongaku
12 inch Vinyl/digital release
Label:Guruguru Brain
territory:World
SIDE A
1. Approach
2. Nuska
3. Description of a Certain Sound
4. Melting
SIDE B
1. Something in Morning Rain
2. Rakusui
3. Water Dream
4. Pillow Song