米オルタナティヴ、ヘヴィ・ロックの先駆者メルヴィンズ(Melvins)が、昨年の『ア・ウォーク・ウィズ・ラヴ・アンド・デス』以来となる新作『ピンカス・アボーション・テクニシャン』を海外で4月20日(金)に〈Ipecac Recordings〉からリリースすることがわかった!
今回のアルバムのレコーディングのコア・メンバーは、フロントマン/ギタリストのバズ・オズボーン、ドラマーのデイル・クローヴァー、そしてバットホール・サーファーズのジェフ・ピンカスとレッド・クロスのスティーヴン・マクドナルドというベーシスト2人の計4人。『ピンカス・アボーション・テクニシャン』はバンドにとって初となるツイン・ベーシスト体制のアルバムだ。
今作にはオリジナル曲5曲のほか、ザ・ビートルズの“I Want To Hold Your Hand”とバットホール・サーファーズ“Graveyard”のカバー、そしてジェイムス・ギャングの“Stop”とバットホール・サーファーズの“Moving to Florida”のメドレーという“Stop Moving to Florida”も収録。
Melvins – Stop Moving To Florida (Pre-Order Now)
カリスマ的存在のフロントマンのバズは今回のツイン・ベーシスト体制について次のように語っている。
「バンドを結成してからツイン・ベーシストでやった事は今までになかったね。ツイン・ギターやツイン・ドラム体制の経験はあるけど、今回はツイン・ベーシストでやってみようと思って、そしたら当たり前のことのようにできちゃった! 今回のレコーディングはスタジオで一緒にコーヒーいっぱい飲んで、かなり楽しくレコーデイングできたよ。このメンバーでツアーを回るのを非常に楽しみにしてる。」
なお、今回のアルバムは2017年の『ア・ウォーク・ウィズ・ラヴ・アンド・デス』と同じく、レコーディング・エンジニアのトシ・カサイによるプロデュースとなっている。