バンドマンなら一度は<フジロック・フェスティバル>など大型フェスティバルでの出演を夢見たことはあるでしょう。Qeticのキャラクター、アイツもその1人。掃除するモップをギターに見立て、一人大きなステージでプレイする様子を脳内変換――「いつか僕のバンド“ザ・アイツズ”も大歓声を浴びたい」――。
<ナリタイ スター ニ! スーパー クール ニ! |
でも、アイツは曲を作ったことがありません。肝心な楽曲が無いと、アイツのバンド「ザ・アイツズ」はいつまで経っても出演なんて夢のまた夢、夢見ている間にお爺さんになって死んでしまいます。
そこで思い立ったアイツは制作の過程を学んでいくことにしました。が、文字だけではイマイチよくわからんということで、制作過程をよりわかりやすくするため、ダンス・ロック・バンドMop of Headが新作からの1曲“C”をQeticに特別提供してくれましたー! アーンド併せて制作秘話も教えてくれたのでそちらもチェック★
今回はステップ①、基本中の基本「デモ」について! 夢見るバンドマン達よ、曲作りの過程を追ってアイツと一緒に大きな舞台を目指そうゾ!
ステップ① デモ
デモ音源とは、本格的なレコーディングをする前に仮録音をしたもの。作曲したあとに、曲の全体の構成や音を合わせてみて細かい部分を確認するために、とりあえず録音してみた! というベースとなる音源を指します。
それでは、まずは”C”のデモ音源を聞いてみましょう。5年前のデモ音源も入手したので、あわせてお聞きください。
5年前の音源
最新版デモ音源
もっとわかりやすくシリタイ!!! そんなあなたはアイツ流例えをチェック!
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「デモ ハ リョウリ ダト 具材 収集」
=デモは料理で例えると、具材集めの段階。スーパーマーケットで買い物をして、気になる材料や好きな具材を集めてきて、お家にもってかえってきた段階。
制作のウ・ラ・ガ・ワ
制作過程には何かしらのエピソードがあるハズ・・・ということで聞いてみました!
ウラガワ①
今回制作過程を追っている“C”についてMop Of Headメンバーから証言を入手!
Q. “C”が一度完成した時期はいつ? |
A. 結成して、1年~2年目だと思うので(当時19歳とかです。)2007年くらいだと思います。当時、倉持(ベース)も加入していなく…僕がベース弾いていました。 [by George(Machine)]
Q.“C”の作曲者は誰?
A. 当時はスタジオで、セッションをしながら曲を作っていたのでバンド名義です。当時の曲は殆ど…“なんとなく”で、できていました。多分、僕がベースリーフだけを持って行ってそこに、色々重ねて作ったんだと思います。 [by George(Machine)]
ウラガワ②
オリジナルの楽曲がリリースされていない状態で、“C”のリミックスを手掛けたDJ2人が当時を語る!
Q. Mop of Headというバンドの第1印象は? |
A. ダンスインストバンドっていうスタイルが斬新でした。VOがいないから不完全、その危ういバランスが最大の武器になっている。メンバー全員が楽器を歌わせる事ができる稀有なバンドだと思いました。 [DJ RAYMOND(The SAMOS/mold/THE SIKANDA)]
A. 当時はメンバー全員20代前半だった事もあり、レイモンドの言っている通り、若さなりの不完全さや無鉄砲さがとにかく曲から伝わって来て、オモシロイな~って印象受けました。 [Takeru John Otoguro(TCY RADIO)]
Who Is Mop of Head?
新人でありながら、<FUJI ROCK FESTIVAL’11>前夜祭や、<COUNTDOWN JAPAN11/12>といった大型フェスに出演し、観客を興奮の渦に巻き込んだダンス・ロック・バンド。「人間が限界の状況で奏でるループが生み出す歪み、そこから生まれる快感」を追求すべく、同期系機材やループを一切使用しない・・・そんな徹底したスタイルを貫き通すことで生み出されるダンサンブルで聴き込むほど味の出る完成度の高い楽曲が注目を集めている。2ndアルバム『Breaking Out Basis』は5月8日(水)にリリース予定。
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