カリフォルニア州サンディエゴのCopley Symphony Hallで開催されたモリッシー(Morrissey)のコンサートでファンがステージに乱入する事態が発生。

ステージに乱入した観客がセキュリティによりステージから排除される様子が捉えられた動画が公開されており、一部メディアがモリッシーが襲撃されたなどと報じていました。

マネージャーがモリッシー襲撃報道を否定

モリッシーのマネージャーがFacebookに投稿した声明文で「モリッシーが襲撃された」という報道を否定。

「モリッシーのファンたちは悪意があるわけではありません。ファンは約30年間にわたって同じようなことをしてきました。ステージに登ってモリッシーにタッチしたり、ハグしたりするということです。」とモリッシーのライブに置いてファンがステージに登るのは一般的なことであると説明。

さらに「疑惑をもたれているファンは確かにアグレッシブすぎたのかもしれません、だからセキュリティが彼らの仕事をして、ファンを取り押さえなければならなかったのです。ただそれだけです。」とファンが少し強引にモリッシーとスキンシップを測ろうとしただけで襲撃されたということでは無いと指摘しています。

確かにザ・スミス(The Smiths)時代からファンがライブの最後にステージになだれ込む事態はよく発生していました。

「もう少しだけモリッシーを優しく扱おう」

この声明文に対して、「ファンはモリッシーがもう33歳では無いことに気がつかなければ!!もう少しだけ彼を優しく扱おう……」という意見や「彼らはファンじゃない、彼らにとってはゲームなのかもしれない。優しいハグや、握手ではなく突進する。許されないことだ。コンサートは突然終了して。みんなが被害を受けた。」とファンの行き過ぎた行動を批判するコメントが寄せられています。

モリッシーは現在、北米ツアーを行なっており、『The Late Late Show with James Corden』に出演しプリテンダーズ(The Pretenders)の“Back on the Chain Gang”を披露していました。

Morrissey: Back on the Chain Gang

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