独の〈Traum〉や〈mule electronic〉、そして米の〈dynamophone〉から1stアルバムをリリース。昨年は<FUJIROCK FESTIVAL>への出演も果たした、Kosuke Anamizuによるソロプロジェクト、moshimossの3年ぶりの最新作『endless endings』が5月22日(水)にリリースされる。
1st アルバムは、その類希な内容の良さと湧き上がるような美しさから、モンタナの「Billings Gazette」や USの「Utne Reader」ではMax Richterらと、日本の「music times」などを筆頭に世界中の媒体やブログがピックアップ。シガー・ロスの新曲と称された楽曲は YouTubeで 50万回再生にも達していた。
3 年の時を経た2ndアルバムは、前作の叙情的で追憶にふけるようなサウンドスケープはそのまま。1 曲ごとに姿を変えるギターや鍵盤、数々のシーンで記録されたフィールドレコーディング、大地の果てや夕映の空を象徴するかのようなシンセ、名前の無い古いテープから聴こえてくるようなボイスサンプルなど、おびただしい数の有機的な粒子が溶け込み、揺らめく世界が実に精巧に生成されている。さらに、アイスランドでポピュラーなバンドRökkurróのボーカリスト/チェリストであるリリー・アンド・フォックスの唄声をフィーチャーしたトラックも封入。マスタリングにはナイルス・ファームを起用していることにも注目だ。
次々と折り重なる深淵のアンビエンスが、聴き手を優しく暖かく包み込む、稀代の感動作『endless endings』。間違いなく本年度の必聴盤だ。
moshimoss『endless endings』 album trailer
★Qeticでは後日「mergrim×moshimoss」の電子音楽家対談インタビューを掲載! お楽しみに!!
Release Information
[amazonjs asin=”B00C1TT52W” locale=”JP” title=”endless endings”]