jan and naomiのnaomiが、ソロ名義・naomi paris tokyoでの新曲“Tokyo”をリリースした。
naomi paris tokyoの新曲“Tokyo”がリリース!
中性的で柔らかな声と共に、繊細且つ洗練されたメロディアスなサウンドを紡ぐアーティスト・naomi paris tokyo。今回リリースされたシングル“Tokyo”は、自身の活動のベースとなっている東京に対する思いを、日本語詞で制作した楽曲となっている。
なお、同楽曲が収録された自身の1st EP『21SS』は、アパレルブランドの春夏/秋冬のファッションウィークに合わせて、定期的に楽曲を発表していくという試みの第1弾として12月23日(水)にリリースされる。またSpotify/Apple Musicでは、EP『21SS』のPre-Save/Pre-Addキャンペーンも実施中だ。本人のコメントも到着しているので、合わせてチェックしてみて欲しい。
Tokyo
コロナな状況が長期化する中で、それまで当たり前に過ごしてきた日々が、遥か昔のように感じて、まるで自分が東京から消えてしまったような、もしくは東京が自分の前から消えてしまったような消失感を感じた。
消失感が募るほど、当たり前だった日々への哀愁が増して、そして今の状況から考えると異様だったようにも思える過去の日々を冷静に振り返ることができて、なんてカオスな毎日だったんだろうと達観した気持ちにもなった。
このTokyoはそういう思いを曲にした気がする。
消失感から生まれた楽曲だからこそ、レコーディングではなるべく多くの人に参加してもらいたいと思い、jan and naomiのライブやレコーディングにいつも参加してもらっている佐藤優介に鍵盤を、一度だけレコーディングスタジオに入って佐藤謙介にドラムをお願いして、昔からの友人のDaddy Naokiにベースを、ギターはRiki Hidakaと林宏敏に弾いてもらった。
全て打ち込みで、もしくは自分で演奏することもできたかもしれないけど、このコロナ禍で、誰かと何かをするってことは精神衛生上とても重要だったんだと思う。いろんな人のいろんな音が入って、賑やかになったのも「東京」って感じが出たと思うし。
東京が消えると歌っているものの、これは東京、つまり私を形成する全ての人への感謝と敬意を込めた曲なのです。私もあなたも東京も夜明け前だと信じている。
naomi paris tokyo