never young beachが映画『ロマンスドール』の主題歌と劇中歌を担当することがわかった。
『ロマンスドール』のために新曲を書き下ろし
一目で恋に落ちて結婚した妻との日々を描き、ラブドール職人という型破りな設定とセンセーショナルな展開に多くの話題と共感を呼んだ、タナダユキの小説『ロマンスドール』。小説の発表から10年を経て原作者自らがメガホンを取って映画化した本作は、2020年1月24日(金)に全国公開を控えている。
今回のnever young beachの主題歌起用は、タナダ監督にとって念願のオファーとのこと。さらにnever young beachは、本作の主題歌に加え劇中歌も手掛けており、登場人物の心情に寄りそったサウンドで『ロマンスドール』の世界観を彩っている。
もうすぐアジアでのライブを控えているnever young beachだが、映画のために一体どのような曲を書き上げたのか。詳細が待ち遠しい。
never young beach、高橋一生、監督からコメント到着
また今回の発表に際して、本作の主演である高橋一生とタナダから本人コメントが到着した。
自分たちのつくった曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。映画の本編が終わり、エンドロールを観ながらエンディングの曲を聴いている時間が実は一番脳みそから何か出ている気がするんです。見終わってジュワーといろいろ実感するというか。あの時間に自分たちが関われるなんて。そんな気持ちがあったので主題歌のオファーを頂いた時は単純に嬉しかったです。
映画から受けた印象は、余白があって、凄く素朴。だからこそ役者さん、音、映像、様々な個性を感じられました。
人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。
愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました。
never young beach
(主題歌をnever young beachさんが手がけるとお聞きになった際のお気持ち)
えー!(主題歌を聞いたときの感想)
兄だけど。好きです。
高橋一生
never young beach を知ったのは3年近く前のこと。彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジーがありました。とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱりちょっとひねくれているような可愛げ。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました。
初めて完成した主題歌を聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画「ロマンスドール」の世界です。この曲が沢山の人に届きますように。
タナダユキ
映画『ロマンスドール』【特報】高橋一生 × 蒼井優
RELEASE INFORMATION
ロマンスドール
出演
高橋一生/蒼井優/浜野謙太/大倉孝二/ピエール瀧/きたろう/渡辺えり
脚本・監督
タナダユキ
原作
タナダユキ『ロマンスドール』(KADOKAWA刊)
©2019『ロマンスドール』製作委員会
配給:KADOKAWA
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