昨年、M-1グランプリ2023のプロモーションビデオ楽曲に採用され話題となったピアノ弾き語りアーティストの日食なつこが、自身初の展覧会<『エリア過去』〜日食なつこを成したものもの〜>を発表。展覧会はついに明日(3月9日)から、CCAAアートプラザ 四谷三丁目ランプ坂ギャラリーにて開催される。
日食なつこ自らが会場リサーチや設営まで監修、15年を総覧する会に
今年活動15周年を迎えた日食なつこはこの1年に「宇宙友泳」というキーワードを掲げ、第一弾では未発表の楽曲のみを披露するという、未発表曲ツアー「エリア未来」を発表し、新しい試みにも関わらず即刻ソールドアウトが続出するなど大きな反響を呼んだ。
ファンからの期待が寄せられる中「宇宙友泳」第二弾として発表された本展は、これまでのビジュアルに使用されたアイテムの現物や衣装の展示をはじめ、本人直筆のMV絵コンテや秘蔵映像の公開、歌詞にもたっぷりフォーカスするなど、ここでしか見られない17歳から今日までの日食なつこを成した存在を一同に見られる特別な機会になるとのこと。日食なつこが一から構想を練り、自ら会場リサーチや設営を行うなど、本人が先導を取る形で当日を迎える。
そして、制作部屋「書きのこせ。1文字だって1音だって逃さないように。」、楽屋「この世界に存在しているって、何度でも証明してあげる。」、プライベートルーム「案外テキトーでもどうにかなるもんです。」と展示ブースが3つのフロアに分かれることを先日発表。撮影可能なフロアもあり、日食なつこは「ぜひ思い出に残してほしい、来てくれた人には広報係も任せる」と語った。世代・ジャンルを問わず注目される日食なつこの詩世界は如何にして生み出されたのか、そのルーツに触れることができるだろう。
また、展覧会では「エリア過去」に向けて発表された新グッズも手に入れることができる。直筆の歌詞・譜面を起用したアイテム等、展示内容に沿ったラインナップが展開されるとのこと、ぜひチェックしてほしい。
あの曲を書いた当時のぐちゃぐちゃの歌詞ノート、あのMVを考案した時の手書きコンテ、マーカーと付箋だらけの辞書、歴代のツアーで着て回った数々のステージ衣装、写真、映像、謎のメモ…。
15年間の活動の痕跡を掘りかえしてしてみると、その時々の熱を色濃く宿した”ものもの”が思った以上に多く残っていることが分かりました。たくさんの“友”と一緒に祝う周年イヤーにこれらはぜひお披露目すべきでは?ということで、今回の展覧会の企画に至りました。
ランプ坂ギャラリーさんの真っ白い空間に、表も裏も混ぜこぜな過去15年間の私がそこらじゅうにばら撒かれます。”エリア過去”の断片、あなたは8日間で、どこまで見つけることができるかしら?
日食なつこ
日食なつこ – ‘ログマロープ’ Live Video(2021.12.18)
EVENT INFORMATION
日食なつこ
15th Anniversary -宇宙友泳- 展覧会
『エリア過去』〜日食なつこを成したものもの〜
3月9日(土)〜3月17日(日) ※木曜休館
会場:CCAAアートプラザ 四谷三丁目ランプ坂ギャラリー(東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば A館地下一階)
開館時間:10:00〜19:00(最終入館18:00)※最終日のみ10:00〜18:00(最終入館17:00)
チケット:一般1,500円 / 中・高生1,000円(小学生以下無料)※当日限り有効
チケット販売:各日会場窓口にて9:30から販売 ※休館日を除く