京都を拠点に活動するNTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)が、新曲“If”をリリースした。
喪失やエスケーピズムがテーマの新曲“If”|ミックスはThe Anticipation Illicit Tsuboiが担当
昨年8月に米オハイオのレーベル〈Orange Milk〉と〈EM Records〉のダブルネームでリリースしたファースト・アルバム『Orca』以来、約1年半ぶりとなるリリースとなった本楽曲は、喪失やエスケーピズムをテーマに制作されたバラードだ。NTsKiの柔らかく切ない歌声が、スローテンポのトラックに乗せられ、タイトルや曲中に頻出する「If」の言葉通り、「もしもそうであったなら」という仮定の世界を空想するように歌われている。
ミックスは前作同様にThe Anticipation Illicit Tsuboiが担当。曲中に現れる変拍子は、まるで白日夢と現実との境界を妖しく繋ぐトンネルかのようであり、NTsKiの世界観が存分に味わえる作品に仕上がっている。
NTsKi本人が監督を務めたMVも同時公開|荒井優作、E.O.U、Kazumichi Komatsuらが出演
さらに、楽曲の公開と同時に、NTsKi自らが監督を務めたMVも公開された。本作品では、NTsKiにとってゆかりのある菜の花を随所にフィーチャーし、ジャケットアートワークにも菜の花畑でポーズをとる幼少期のNTsKiの写真が採用されている。
映像中のホームパーティーのシーンは、NTsKiの京都の自宅にて撮影を行い、荒井優作、E.O.U、Kazumichi Komatsuなど京都シーンを牽引するアーティストをはじめとした、NTsKiの友人たちが出演している。
NTsKi – If
NTsKiがデザインを手掛けた新たなマーチも販売スタート
また、新曲公開に合わせてNTsKiがデザインした新たなマーチも販売開始となった。モデルにLuby SparksのErika Murphy、DYGLのYosuke Shimonakaを起用した着用画像も公開中。ぜひこちらからチェックしてみよう。