リアム&ノエル・ギャラガーが製作総指揮を務め、バンド結成から96年8月に25万人を集めた伝説のネブワース・ライブまでの軌跡を描くオアシス初の長編ドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』から、映画の冒頭と最後を飾り、ファン固唾の最大の見どころ(聴きどころ)となるのが、伝説のネブワース・ライブの映像だ。25万人の観客と一体化しオアシスのパフォーマンスの熱狂を伝える場面写真3枚が解禁!

ライブでは、セカンドアルバム『モーニング・グローリー』(オアシス史上最高のセールスを記録したアルバム)に収録されている名曲“シャンペン・スーパーノヴァ”がフィーチャーされている。

今回はフィルムメーカーたちの貴重な証言を紹介。「オアシスというバンドの歴史において特別で二度と繰り返すことのできない期間というのはネブワース・ライブまでの3年間なんじゃないかと思う」と語るのは本作の監督マット・ホワイトクロス。「このプロジェクトは僕にとって、当時へと時空旅行するような感じなんだ。バンドが輝きを放った、二度と戻ってこないあの当時の感覚をもう一度味わえる」とのこと。

映画『オアシス:スーパーソニック』から25万人を集めた伝説のライブ場面写真公開! #oasissupersonic film161130_oasis_2-700x379
ⓒIgnition

プロデューサーのジェームズ・ゲイ=リースは、「(現在の)イギリスのポップ・カルチャーはソーシャル・メディアによって食い荒らされている。そこにはもう神秘性なんてない。いろんなものがオンラインですぐに手に入るんだ。私たちは再び、手を取り合って、その手を実際に動かす必要がある」と警鐘を鳴らす。

「ノエルは特に、次世代のバンドに向けた掛け声のような役割をこの映画に果たしてほしがっていたと思うよ。彼の態度はまるで、『公共団地出身の田舎者の俺たちがやってのけたことならお前たちにだってできる』って感じの態度なんだ。音楽業界に可能性を狭められちゃいけない。新しいバンドがこの映画を観て、物事への違ったアプローチというのを思い出してくれたらいいね。たぶん、オアシスの精神が少しでも伝われば、はみ出し者が集まった新たな集団の心に火をつけることができるんじゃないか。そしてオアシスが再び世界を変えるんだ。」と熱を込める。

本作のクライマックスのひとつとなるネブワース・ライブは、ノエルの言葉を借りると、「インターネット誕生前の最後の、盛大な人々の集会。」なのだ。その伝説の2日間が、ライブ開催から20年の時を越えて、最高の音楽ドキュメンタリーとなって鮮烈に甦る。そして今、この映画で表現されたオアシスの精神が、現代のはみ出し者たちに火をつけることになるに違いない!

映画『オアシス:スーパーソニック』から25万人を集めた伝説のライブ場面写真公開! #oasissupersonic film161130_oasis_1-700x379
ⓒIgnition

本編では“シャンペン・スーパーノヴァ”を始め、“ロックンロール・スター”、“リヴ・フォーエヴァー”、“ワンダーウォール”、“モーニング・グローリー“”ほかバンドの軌跡を語る上で欠かすことの出来ない名曲が20曲以上使われている。また、映画のタイトルとなった“スーパーソニック”は、オアシスのデビューシングルのタイトルである。

『オアシス:スーパーソニック』は、12月24日(土)、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開される。

オアシス:スーパーソニック

12月24日(土)より角川シネマ有楽町ほかで全国公開!

監督:マット・ホワイトクロス『グアンタナモ、僕たちが見た真実』
製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン
製作総指揮:リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アシフ・カパディア『AMY エイミー』、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』
編集:ポール・モナハン/音楽:ラエル・ジョーンズ/再レコーディングミキサー:リチャード・ディヴィ/
VFX&アニメ―ション:ザ・ブルワリー/ VFX&アニメ―ションスーパーバイザー:マーク・ナップトン/
ミュージックスーパーバイザー:イアン・クック、イアン・ニール
2012016年/イギリス/英語/カラー/122分/日本語字幕:石田泰子/監修:鈴木あかね、粉川しの/配給:KADOKAWA
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