インディペンデント・メディアのORMが、媒体としては初となる雑誌『ORM(ISSUE 001)』をリリース。6月18日よりプレオーダーがスタートしている。
国内外のインディーシーンを横断するORM、初となる雑誌をリリース
コロナ禍の2020年に活動を開始して以来、国内外で活躍する数多くのアーティストへのインタビューや特集、展開を行ってきたORM。これまでにもウェット・レグ(Wet Leg)やスーパーオーガニズム(Superorganism)、South Penguin、さらにはイギリスを拠点に活動する音楽マガジンのSo Young Magazineへのインタビューを敢行するなど、ワイドにインディーシーンを観察してきた。そんな彼らが、媒体としては初となる雑誌『ORM(ISSUE 001)』をリリースする。
『ORM(ISSUE 001)』は、2021年から2023年の間に実施した国内外のアーティスト/ブランド/クリエイターなど延べ15組へのインタビューを含む3部構成、全160ページにも及ぶ。音楽カルチャーにフォーカスしてきたこれまでのアプローチに加え、新たにファッションブランドへのインタビューなども盛り込まれている。独自の視点で多様なフィールドを追ってきたORMならではのセレクトが光る、充実の内容だ。
Deadbeat Painterのカセットテープが同梱された限定セットも
また今回のリリースでは、DYGLのギター/ボーカルとしても活動するNobuki AkiyamaとTAWINGSでギター/ボーカルを務めるCony Planktonによるユニット・Deadbeat Paintersの初となるオリジナル楽曲『Liberation/Decent Mess』を限定のカセットテープとダウンロードコード(通常仕様)付きで展開。ミニマルなバンドセットから繰り出される音源のテクスチャーと、カセットテープのアナログな質感が見事にマッチした、希少な一品となっている。北海道出身のアーティスト・石山未来が担当したアートワークにも注目だ。同誌に収録されているDeadbeat Paintersのインタビューと併せて、ぜひじっくりと耳を傾けてほしい。
【PART I】 Deadbeat Painters, Folly Group, Tenci, the hatch, Mabe Fratti, HighSchool, Quade, untitled(recs), Crack Cloud
【PART II】 MIRIAM GRIFFITHS, ryaw, Story mfg., Lamrof
【PART III】 Yosuke Tsuchida(WOOMAN/Herheads Records), Koki Nozue(WAREHOUSE TRACKS)