小沢健二がドラマ『珈琲いかがでしょう』OP曲“エル・フエゴ”のMVを本日5月21日(金)に公開した。
小沢健二の26年ぶり3ヶ月連続シングル第2弾“エル・フエゴ(ザ・炎)”のMV公開
同曲は中村倫也主演のドラマ『珈琲いかがでしょう』のオープニングテーマとして、4月から少しずつ、ヴェールを剥いでいくように曲の全貌が明らかとなってきていた。通常のドラマOPとは異なり、今作品では小沢健二が本編映像を観た上で本シングルの中から各話の内容にマッチするパートを切り出して編集するという、実に手間のかかる楽曲提供のスタイルをとっている。
そのためSNS上では、放送のある毎週月曜夜、ドラマの展開とシンクロする「今週のエル・フエゴ」についての感想も盛り上がりを見せていた。ドラマ最終回を目前に控え、ついに本日“エル・フエゴ”のMVが公開! そして本日夜8時からの『ミュージックステーション』2時間スペシャルではフルバージョン生歌唱が繰り広げられる。Mステでは生ギターと生チェロでのライブとなる予定で、外出が自粛されるこの時期、リスナーにとっては心躍る金曜の夜となりそうだ。
“エル・フエゴ”のMVは前作“ウルトラマン・ゼンブ”と同様、小沢健二本人が監督、11名のグラフィックデザイナーから成る「Ozawa Kenji Graphic Band」がデザインするGIFベースの映像となっている。本MVは、もともと小沢の長男(7歳)の創作物語をモチーフとして生まれた本楽曲についての、付随するエッセイ、歌詞、長男によるスケッチ、子どもらを交えた演奏風景とフォトセッションなどが複層的に織り重なった映像作品に。
また、3ヶ月連続シングルの第3弾”泣いちゃう”が、5月25日(火)夜10時に生配信で初演される。“ゼンブ”と“フエゴ”がまったく異なるテイストでリスナーを喜ばせたが、次も軽やかに聴く者の予想を裏切ってくれる楽曲となりそうだ。
あざやかなグリーンのパーカとマスク(!)姿が印象的な“泣いちゃう”ジャケット写真のデザインは小沢健二+言乃田埃(Ozawa Kenji Graphic Band)、写真はフォトグラファーの当山礼子によるもの。配信ライブのチケットはローチケにて本日18時より発売開始される。詳細については公式Twitterアカウントなどを確認して欲しい。