国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービス『Pairs(ペアーズ)』を提供する株式会社エウレカが、現代人のライフスタイルに合った新しい婚活サービス『Pairsエンゲージ』を開発、サービスを開始することを11日に発表した。サービスは事前登録を即日開始、本運用を31日(水)より開始する。
このサービスは、これまでの『Pairs』で築き上げてきた実績に対し、さらなるユーザーのニーズに応えるべく作られたもの。独自の婚活市場分析により「今すぐにでも結婚を望んでいるにもかかわらず、相応しい相手と出会えていない」というユーザーをサポートするという目的の下、開発されたという。
手軽な使用感+手厚いサポートの『Pairsエンゲージ』
具体的なサービスの仕様としては「手頃な価格」「自分に合った人に会える」「たくさんの人に出会える」「手軽に使える」というこれまでのマッチングサービスに対し、結婚相談所のサービス領域である「安心・安全」「真剣な人だけ」「プロセスが確立している」「サポートがある」という部分をフォロー、サービスとして結合したイメージのものとなっている。
会員は専用アプリのダウンロード後に会員登録を実施し、プロフィールの設定を行う。これを機に相手紹介、または相手からの「いいね!」を受けることをきっかけに、マッチングを実施する。以後ファーストコンタクト(初対面)のセッティングもアプリで設定でき、コンシェルジュからファッションなどの具体的なアドバイスを受けることもできる。そしてファーストコンタクトから“もう一度会いたい”とお互いの意思が成立すると2人のメッセージ交換ができるようになり、プロポーズ、結婚、そして「成婚退会」というプロセスに進むようになる。
本サービスでは『Pairs』のマッチングアルゴリズムを活用し、会員一人ひとりに合った相手を毎月最大30名まで紹介。また婚活の疑問や恋愛相談は、コンシェルジュが24時間365日で対応を行う。
コンシェルジュは、実際の人間が対応を行う専門コンシェルジュと、AI機能などによる(通常の)コンシェルジュが作業を分担し、24時間365位置で婚活の悩み相談に対応する。さらに、ファッションやプロフィール写真の選び方などは各分野の専門家である「プロコーチ」の監修記事を用意するなど、成婚に向けてのフルサポートを実施する。すべてがオンラインで完結するため、店舗への訪問が不要でいつ、どこでも自由に利用できる。
また信頼性を考慮し利用時には独身証明書、本人確認書類提出を義務化。そして入会金、月額会費それぞれ9,800円ですべてのサービスを受けることができる。なお、本運用までの事前登録期間に入会すると、入会費無料にてサービスを受けることができる。
マッチングサービス市場のさらなる拡大を目指す
エウレカは2008年に創業、先述の恋愛、マッチングアプリ『Pairs』と、カップル向けコミュニケーションアプリ「Couples」を開発、運営しており、『Pairs』では、これまで20万人以上のカップルを生んでいる。
その特徴は10万を超えるコミュニティと、独自のマッチングアルゴリズム、HDI認証※も受けている業界唯一の24時間365日カスタマーケア体制、そしてパトロールによる不正検知という、徹底したサービスにある。
矢野経済研究所のレポート「ブライダル産業年間2019年」では、婚活ビジネスにおける市場として結婚相談所、婚活パーティー市場と、マッチングサービス事業の市場規模を比較したところ、まだ前者の方がシェアを多く得ているのが現状とされている。エウレカの代表取締役である石橋準也氏は、「かけがえのない人との出会いを生み出し、日本、アジアにデーティングサービス文化を定着化する」というエウレカのビジョンを改めて掲げるとともに、ビジネス的にこの新サービスで、マッチングサービス市場の拡大を目指すと意気込んでいる。
※ITサポートサービスにおける世界最大のメンバーシップ団体・HDIによるサポートサービスの認証。