歌手・ポール・マッカートニ(71)の約6年ぶりのオリジナルアルバム『NEW』(10月14日発売・ユニバーサル ミュージック)が10月28日付オリコン週間アルバムランキングで初登場2位を獲得。好スタートを切ったそのアルバム『NEW』から新たなミュージック・ビデオ「クイーニー・アイ」が届いた。

この曲はポールが幼少時、リバプールで遊んでいた頃、“Queenie Eye, Queenie Eye Who’s got the ball?”という、リバプールの道端でよくやっていた、子供の遊びが由来とのこと。「まず誰かが鬼になって前に出る。その鬼が後ろ向きになってボールを投げ、僕 らのうち1人がそれを捕って隠す。その鬼がクイーニー・アイなんだ。それから鬼が僕らの方を向いて、誰がボールを持ってるか当てるんだよ。 そして僕らは「クイーニー・アイ、クイーニーアイ、誰がボールを持っている? 僕は持っていない ポケットの中にもない O-U-Tでアウトさ」ってはやし立てる。 そういうことって頭に染み付いて、大人になっても忘れられないんだよね。特に僕はそのリズムが大好きだったんだ。」 と本人は語る。

ビデオの収録は10月2日、場所はポールが慣れ親しんだアビイ・ロード・スタジオ。ポールはメイキン グ・ビデオの中でこのアビイ・ロード・スタジオの想い出を語る。「正式なレコーディングで僕らが初めてここに来たのは、「ラヴ・ミー・ ドゥー」をやるためだった。(中略)僕が相当ビビりながら“ラヴ・ミー・ドゥー”って震える声で歌っているのが分かる。“プ リーーズ、[震える声で]ラヴ・ミー・ドゥ…”ってね。あの時僕は正にここに立っていて、おびえてたんだよ。平気なふりをしながらね。 」

Paul McCartney “Queenie Eye (Official Video)” 

注目すべきはそのビデオの出演者の顔ぶれ。“ジョニー・デップ、メリル・スト リープ、ケイト・モス、ジュード・ロウら、超豪華スターたちが出演! そもそもジョニー・デップとケイト・モスは大物カップル登場!として注目され ていたものの1998年4年間の交際が破局してしまった、という間柄。ポールからのオファーにお互い「NO」とは言えず、スクリーン共演は15年ぶりの“再会”ともなった。また、撮影の5日前に、急遽オフィシャルサイト等で募集したロンドン在住のファンもエキスト ラとして20人採用していることも明かしている。ビートルズ・ファンにも楽しめるアビイ・ロード・スタジオでの豪華なPARTYビデオとなった。出演している著名人は以下の通り。

★出演者
ジャイルズ・マーティン、ジョニー・デップ、リリー・コール、 ジャック・サヴォレッティ、タラマ・ロホ、ダフネ・セルフ、ローラ・ベイリー、トレイシー・ウルマン、クリス・パイン、トム・フォー ド、アリス・イヴ、ジェレミー・アイアンズ、ジュード・ロウ、アリアナ・ディ・ロレンツォジェイムズ・コーデン、ゲイリー・バロウ、メリ ル・ストリープ、ピーター・ブレイク、ケイト・モス、そして最後に、ショーン・ペン!!(出演順)

楽曲「クイーニー・アイ」の元ネタは、ポールが生まれ育った英リバプールの道 端での子供の遊び「クイーニー・アイ」から。日本で言うハンカチ落とし?のような遊びで、前に居る鬼になった子が、後ろ向きに ボールをなげて、後ろに居る誰がボールをとったかを当てるのだという。その遊びの中の、はやし立てる合い言葉とリズムを引用して おり、昔を振り返り懐かしむ。また、今回MV撮影場所となったアビイ・ロード・スタジオはポールにとって、初めて「ラヴ・ ミー・ドゥー」のレコーディングをした場所。当初はメインメロディを歌う予定がなかったが、ジョン・レノンがハーモニカを吹くた め、ポールが急遽歌うことに。緊張した思い出をメイキングビデオで語っている。(※ビデオの中では、役者たちは曲に対し、さまざまに反応している。そして、そ の反応をポールは気にも留めずにピアノの弾き語りをしつづける。)

Paul McCartney “The Making Of Queenie Eye”  

★動画サ イトGyaO!で大フィーチャー中! ポール・マッカートニーの新曲“クイーニー・アイ”他、過去曲を一挙配信!

Event Information

アウト・ゼアージャパン・ツアー

●大阪公演
2013.11.11(月)、11.12(火)@京セラドーム
OPEN 17:00/START 19:00
S席¥16,500/A席¥14,500/B席¥12,500

●福岡公演
2013.11.15(金)@福岡ヤフオク!ドーム
OPEN17:00/START 19:00
S席¥16,500/A席¥14,500/B席¥12,500

●東京公演
2013.11.18(月)、2013.11.19(火)、2013.11.21(木)@東京ドーム
OPEN17:00/START 19:00
S席¥16,500/A席¥14,500/B席¥12,500

Release Information

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