梅井美咲と北村蕗による新ユニット「°pbdb（読み：キューピーキューディー）」のデビュー作『qpqd』が、本日12月18日（水）にデジタルリリースされた。
ジャンルや形式にとらわれない音楽制作を目指す自由なクリエイティブユニット
2人は北村蕗の作品「amaranthus feat. 梅井美咲」や、梅井美咲の作品「hannah feat. 北村蕗」で2023年に共演。それぞれの楽曲でのコラボレーションを通じて互いの音楽性が深く響き合い、ユニット結成への道が開かれた。異なる音楽的背景を持つ2人が、「アイデアが生まれた瞬間に形にする」というラボのようなスタイルで、既存の枠組みにとらわれない新たな表現を目指している。
デビュー作『qpqd』は、2曲で構成されたコンセプチュアルな作品。1曲目の「qp」は、ネオソウルを彷彿とさせるグルーヴ感あふれるトラックと遊び心溢れるサンプリングが融合。特に2人がゲームで遊んでいる様子をサンプリングした大胆なアプローチが特徴。後半では、続く「qd」への伏線を思わせる展開が用意されており、楽曲の中に仕掛けられた遊び心が光る。
2曲目の「qd」は、一転してドラムンベースを軸としたスリリングなサウンドが展開。北村の自由奔放なスキャットと、梅井の技巧派ピアノが絶妙なバランスで絡み合い、唯一無二のエネルギーが放出されるトラックとなっている。ミックスは「qp」では北村が、「qd」では梅井と北村が共同で担当。マスタリングは北村が担当し、それぞれの楽曲の個性を活かしつつ、作品全体に統一感のあるサウンドデザインを仕上げている。
今作のジャケットには、梅井が活動する別ユニット「haruyoi」のボーカリスト・Shökaが撮影した写真をベースに、北村がBlenderを用いて制作した3Dアートを組み合わせた「°pbdb」の音楽的自由さが視覚的にも表現されたビジュアルが採用されている。
なお北村蕗は、2025年1月25日に表参道 Wall&Wallで、2ndワンマンライブ＜vivid:AM＞の開催が決定している。
