個性的な曲をチョイスした男たち

2曲とも個性的、藤田選手

▼2014.05.23 楽天 藤田一也 登場曲

4人目は東北楽天ゴールデンイーグルスの藤田一也選手。

2年連続<ゴールデングラブ賞&ベストナイン>を獲得した、球界を代表する名セカンド、藤田一也選手。守備だけでお金がとれるぐらい華麗な守備がウリです。そんな彼の登場曲は2曲あります。ひとつは“太陽にほえろ”、そしてもうひとつがMUNEHIROの“イケてる FUJITA”です。“太陽にほえろ”だけでもだいぶ攻めてますが、“イケてる FUJITA”とはこれ如何に! 調べてみると、MUNEHIRO とはタレント・鈴木紗里奈のレゲエシンガーソングライターとしての名前で、彼女の “イケてる JAPAN”の替え歌が“イケてる FUJITA”の正体です。情報過多でどう感想を述べればいいか分かりませんが、めちゃめちゃイケてんぞFUJITA。

幕張のゴジラは少林サッカー!

▼Shaolin Soccer – Opening Theme (FULL VER.)

5人目は千葉ロッテマリーンズの肘井竜蔵選手。

その強力なパワーから「幕張のゴジラ」と呼ばれている肘井竜蔵選手。ポジションはキャッチャーです。彼の一番の魅力はその人柄。2013 年の千葉ロッテマリーンズ新入団選手発表会において、「井上さんの手下になりたい」(井上晴哉選手は同期入団)と発言し、爆笑を呼んだ愛すべき天然キャラ。そんな彼の選曲はNIYARI計画の“少林サッカー(オリジナルカバー)”。そう、あの映画の主題歌です。なかなかに燃える曲でいいセンスをしている。聴いていると自然と気持ちが高揚してきます。だが誰か彼に教えてやって欲しい。球技違いだ。

あまりにも渋い選曲、猪本選手

▼高倉健 唐獅子牡丹

最後は福岡ソフトバンクホークスの猪本健太郎選手。

野球というスポーツは一瞬一瞬が勝負なスポーツです。ピッチャーがマウンドから投げたボールがキャッチャーのミットに届くまで1秒もかかりません。短い時間にどれだけ気持ちを盛り上げていけるか、がとても重要になってきます。よって選手の登場曲はほとんどがアッパーな曲で、球場自体も盛り上がるというというのがセオリー。しかし猪本健太郎選手はとてもダウナーな演歌で勝負しています。しかも高倉健。まさか歌も出していたとは。しかも猪本健太郎選手はまだ24歳。なぜこのチョイスなのか。どこでこの曲を知ったのか。おじいちゃん子なのか。不器用なのか。知りたいことが沢山あります。まだレギュラーに定着していないので、頑張って欲しい所です。

《やがて夜明けの 来るそれまでは 意地でささえる 夢ひとつ ー唐獅子牡丹ー》

プロ野球の登場曲が気になるパ・リーグ編、いかがだったでしょうか。まだまだまだまだ紹介したい選手がたくさんいたのですが、あまり長くなってもしょうがないのでこれぐらいにしておきました。今回いろいろと調べてみて思ったのが、音楽が気になってからその選手が気になる、という新しい興味の持ちかたがあるのだな、という事。そして球場で観戦してるときに、「登場曲を楽しむ」という新しい楽しみ方のレイヤーもできました。よかったら是非、みなさんも球場で登場曲に耳を傾けてもらって、球場に足を運んだことのない人は、足を運んで、生の野球を楽しんでみてください。この記事が皆さんの野球の楽しみに繋がったら幸いです。

text by Qetic