フライング・ロータス(Flying Lotus)の盟友であり、レーベル〈Brainfeeder〉設立の立役者でもあるプロデューサー/DJのラス・G(Ras G)がこの世を去ったことが明らかになった。
今年の<FFKT>出演もキャンセル
ラス・Gは〈Brainfeeder〉、そしてアメリカ西海岸の名門ヒップホップ・レーベル〈Stones Throw〉などからリリースを果たしており、フライング・ロータス、サンダーキャット(Thundercat)、オープン・マイク・イーグル(Open Mike Eagle)らLAを中心に活躍するミュージシャン、ビートメイカーらとともに、LAビートシーンを支えてきた最重要人物だ。
今回の訃報は所属レーベルである〈Brainfeeder〉のSNSで伝えられた。現在のところ、死因は明らかになっていないが、報道によると、昨年12月の時点で肺炎、境界域高血圧、糖尿病、甲状腺機能不全、心不全であると診断されていたことが判明している。
この訃報に、フライング・ロータスを始め、オープン・マイク・イーグル、マインドデザイン(Mndsgn)、さらにリリースを果たしたレーベル〈Stones Throw〉など、数々のアーティストたちがSNSを更新し、哀悼の意を表している。
今年初開催となった野外フェス<FFKT>への出演も決定していたが、開催直前、体調不良を理由に出演キャンセルとなっていた。
RAS Gの出演が健康上の理由によりキャンセルとなりました。「2 big edema at both legs」とのことです。 氏のご快復をお祈り申しあげます。キャンセルとなりましたRAS Gの時間は、Nick the RecordによるDark set DJとなります。
— FFKT (@ffkt_fest) May 31, 2019