2014.10.18(SAT)@UNIT
A Red Bull Music Academy Special with MALA&COKI
<EMAF Tokyo 2014>の1日目が終わる頃、代官山Unitでは<DBS – A Red Bull Music Academy Special with MALA&COKI>がスタート!! 18年も続く国内ベース・シーンのメイン基地<DBS>に、南ロンドンが生んだダブステップ界のパイオニアにして、シーン屈指のストロング・スタイルを誇るデジタル・ミスティックズの2人が揃って来日。<Red Bull Music Academy Tokyo 2014>の中でも、ヤバ過ぎる低音が聴きたければ間違いなくこのイベントだった。
マーラ&コーキ
「DBS」の文字が掲げられたメインフロアは一番手のSIVARIDERから純度100%のベースが炸裂。サブフロアではR&B風の音が特徴的なカナダのエカリの意外に骨太なセットや、メキシコのLAOによるハウス×テクノ×ベース、TETSUJI TANAKAのキラッキラのドラムンベースなどハイブリッドな才能がベース・シーンの広がりを伝えてくれる。
SIVARIDER
エカリ
LAO
そして満を持して登場したデジタル・ミスティックズの2人は、ノンストップで3時間にも及ぶセットを披露!! コーキのMavado“Weh Dem A Do(Digital Mistikz Remix)”を筆頭に、ダブステップのオリジネイターたちの中でもジャングル/ドラムンベースから更に遡ったルーツ・レゲエへのスピリチュアルな共感が感じられるサウンドや、振動で全身が震えるほど超極太のベースを全開にしたセットを展開した。終盤、2人の朋友&日本のエースGOTH-TRADもステージに登場して大歓声の中始まったマーラの“Anti-War Dub”では観客がライターの灯を掲げ、最後はボブ・マーリーの“Is This Love”をみんなで大合唱。そんな2人とがっちり友情を確かめ合ってGOTH-TRADのセットが始まると、今度はマーラ&コーキがステージ脇でヘンテコなダンスを披露したり煽ったりして終始彼をサポートする。低音ベースへの美学が生んだカルチャー&友情が国境を越えてひとつになった瞬間は、何と言ってもこの日のハイライトだった。
GOTH-TRAD
デジタル・ミスティックズ
text by Jin Sugiyama
photo by Yusaku Aoki | Red Bull Content Pool
★<DBS – A Red Bull Music Academy Special with MALA & COKI>
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Event Information
Red Bull Music Academy presents Terabyte Transfer
2014.10.21(火)@旧 東京電機大学
OPEN 19:00
ADV ¥2,000
LINE UP:Xosar、Alejandro Paz、Palms Trax、La Mverte、Olefonken
Red Bull Music Academy presents Lost In Karaoke
2014.10.22(水)@オンライン生中継 – カラオケ館 新宿店
OPEN 20:00
オンライン配信イベント
LINE UP:Seiho、tofubeats、∠yuLLiPPe、Moodman、and more…
Red Bull Music Academy presents A Conversation With Otomo Yoshihide
2014.10.23(木)@学校法人・専門学校 HAL東京 コクーンタワー Aホール
OPEN 18:00/START 18:45
ADV ¥1,000
LINE UP:大友良英
Red Bull Music Academy presents No Requests
2014.10.24(金)@Womb
OPEN 23:00
ADV ¥2,500
LINE UP:Special Request(a.k.a Paul Woolford)、Randall、Mitsu the Beats(GAGLE/Jazzy Sport)and more…