6月24日(金)と25日(土)の2日間にわたり東京のナイトライフをギュッと凝縮させたレッドブルによるポップアップパーティー<Red Bull Tokyo Unlocked>が行われた。
会場となったのは東京の街のシンボル、東京タワーの真下に位置する都内最大級のスタジオスペースである「スターライズタワー」。レッドブルは、これまでにも倉庫や廃校、国立博物館、日本庭園、電車の中などユニークなヴェニューでイベントを実現してきたが、今回は数々のテレビ番組を収録してきた歴史的なスタジオを巨大なエンターテインメントスペースに変貌させた。
Red Bull Tokyo Unlocked
初日の24日は現在のカルチャーを牽引するZ世代から絶大な支持を受けるヒップホップを中心としたビートミュージックイベントとして開催され、人気ラッパーやDJが出演。
木々が生い茂るジャングルのような装飾が施された「Red Bull Stage」では、人気ヒップホップ映像コンテンツ『Red Bull RASEN』のライブパフォーマンスがサブライズで行われ、kZm、Cyber Rui、Space Boy、JUBEEによるラッパーたちのマイクリレーが繰り広げられた。またライブショーケースにはBIM、Daichi Yamamoto、ralph、ゆるふわギャングらが出演。途中、鎮座DOPENESSが飛び入りで登場するなど、まさかの出来事に会場が大いに沸いた。
大きな白い壁に会場を包み込むように映像が浮かぶ「Red Bull Hub」ではBAD HOPのVingo&Benjazzy、Awich、KANDYTOWNのIOのライブが行われた。それぞれ気迫がこもったパフォーマンスを披露するだけでなく「Red Bull Stage」を沸かせたゆるふわギャングのNENEと鎮座DOPENESSの飛び入り参加など、こちらでもサプライズで実現した人気ラッパーたちの共演が来場者の注目を集めた。
ハウスを中心としたダンスミュージックイベントとして開催された2日目は、日本のクラブシーンで活躍する人気DJやアーティストが出演した。YUKA MIZUHARAのDJで幕を開けた「Red Bull Stage」では、パソコン音楽クラブ、ZOMBIE-CHANGがライブセットを披露したほか、MOODMANとOkadadaがB2Bセットで最後までフロアを盛り上げ続けた。一方、「Red Bull Hub」ではCYKがオープニングとクローズを務めたほか、Soichi Teradaがハウスセットを披露するなど、この日は両フロアアップリフティングなダンスミュージックを楽しむ来場者の姿が見られた。
また今回のイベントでは3つめのダンスフロアとして、刺激的なカルチャーを新宿二丁目から国内外に発信し続ける東京イチのファッションパーティ「fancyHIM」も開催。きらびやかな衣装に身を包んだドラァグクイーンやダンサー、アーティスト、DJが登場し、洗練されたパフォーマンスで会場を魅了した。また同フロアではAiiRO CAFE、AiSOTOPE LOUNGEのポップアップバーも登場するなど、東京タワーの袂に再現された”新宿二丁目”カルチャーを多くの来場者が楽しんだ。
さらに東京のカルチャーを牽引する人気スポットがビルのワンフロアに集まるポップアップエリアでは、初日に日本を代表するラッパーのZeebraがDJとしてDJ Bar&Lounge WREPに登場。2日目はDJ BAR Bridgeで心地よい選曲のDJプレイとともにお酒を楽しむ来場者の姿も見られた。
またこのポップアップフロアでは、DJプレイとともに刺激的なポールダンスが披露されたMADAM WOOや夜の業界人たちとカラオケを楽しめるSNACK銀河系も両日にわたり、東京のナイトカルチャーの魅力を存分に発信。バーバーカルチャーを牽引するMR.BROTHERS CUT CLUBも会場を刺激する夜遊びのスパイスになっていた。東京タワーを見上げる会場エントランスの屋外スペースでは、都内を代表するハンバーガーの人気店TEN FINGERS BURGERと窯焼きピザの繁盛店のPizzanista 7も出店。こだわりのフードに舌鼓を打ち、ひさしぶりの談笑を交わし、パーティでの再会に肩を抱き合う姿など、夏の夜ならではの開放感に満ちたムードを楽しむ来場者の姿も見られた。
東京ならではのナイトライフカルチャーがひとつ屋根の下に集まり、多様な人々を結びつける、誰にも真似できないユニークなイベントとなった。今後もレッドブルはカルチャーを牽引するキーパーソンたちとともに東京が誇るナイトライフシーンを盛り上げていくだろう。
Photo:©︎Suguru Saito / Red Bull Content Pool
©︎Keisuke Kato / Red Bull Content Pool
©︎So Hasegawa / Red Bull Content Pool