採石場で開催の神秘的なフェス＜REITEN presents Ensō＞第1弾アーティストが発表｜Rabih Beaini、ENA、Akiram Enら出演

2020年4月10日（金）、11日（土）に開催される栃木県宇都宮市の地下に広がる巨大空間「大谷石地下採掘場跡」を舞台とする新しい電子音楽フェス＜REITEN presents Ensō＞の第1弾ラインナップが発表された。

Rabih Beaini、Renick Bell、ENA、Akiram Enら出演

今回発表されたのは国内外から集まった電子音楽のアーティスト15組だ。多様な名義のもと、変幻自在なサウンドスケープをデザインするTobias.や、今もなおオリジナリティにあふれた進化を続けるアーティストRabih Beaini、インストゥルメンタル・カルテットgoatを率いる日野浩志郎のソロプロジェクトYPYも登場する。

また＜Berlin Atonal＞を始めとした実験音楽の祭典に出演するなど常に挑戦と進化の中に身を置く孤高のアーティストENAに加え、アルゴレイヴと自ら名付けたアルゴリズムによる即興音楽を演奏するRenick Bell、レーベル〈Horo〉からのリリースを中心に活動するプロデューサーLemnaなど、錚々たるメンツが出揃った。

ミュージック・コンクレートを始めとする、環境音楽、実験音楽、ノイズ、エレクトロアコースティック、ジャズからテクノへと幅広く、ジャンルレスな個性で独特の世界観を作り出すディープリスニングステージには、幡ヶ谷FORESTLIMITにてディガー集団で構成されるDeep Listening Lab「ideala」を主宰するAkiram En、ディープリスニングパーティー＜Satori＞主宰のPsychonaut、東京を拠点にヨーロッパ〜オーストラリアなど、国内外での出演を重ねているChloé Juliette、近年、ブラジルやドイツでのVOODOOHOPやAcid Pauliの主催パーティー、北カリフォルニアの人気フェス＜Priceless＞に出演するなど活動の幅を広げている7eも。

素朴で柔らかく温かみのある質感の大谷石は、いわゆる一般的なイメージの石とは異なった吸音と反響の絶妙なバランスが特徴的。ここでしか鳴らない“音”をぜひその身で体感してみてほしい。なお、現在販売中の早割2日券は残りわずかとなっているのでお早めに。