ローランド・P・ヤング(Roland P. Young)の80歳を祝し、〈エム・レコード〉での6作目となるアルバム『Spontaneous Bounce』が11月25日(金)にリリースされた。
魂に訴えるマルチワールド・アヴァンミュージックがここに
カンザスシティにて生を受けたローランド・P・ヤング。サンフランシスコやニューヨークでの活動を経て、1980年にソロ・デビュー作『Isophonic Boogie Woogie』でセルフ・プロデュースのリリースを開始した。その題名は彼のサウンドの先進性と土の匂いを示唆し、ジャズ/アンビエント/ソウル/ニューエイジ/電子音楽のエレメントを取り入れ、魂に訴えるマルチワールド・アヴァンミュージックを表現している。
40年以上に渡って取り組まれてきた彼の「アイソフォニック・ミュージック」というコンセプトは、ソプラノサックスやキーボード、ドラムマシン、レコーディングスタジオの可能性をコンプロビゼーション的に使用することで、これらの要素を結晶化させたもの。『Spontaneous Bounce』には13の新曲が収録、音楽と人生への魅力的で楽しい祝賀の数が届けられる。ぜひ、この祝祭に参加していただきたい。