7月16日(土)から、18日(月・祝)まで長野県東御市 「湯の丸高原」にて開催される、大自然のなか世界のアンダーグラウンドな音楽を小さなコミュニティで堪能する野外パーティ<rural 2016>。
その第2弾アーティストとして、イタリア人テクノ・アーティストNEELが初登場! Donato DozzyとのユニットVoices From The Lakeでの活動でも知られる彼は、2012年7月に<Prologue Night at eleven」>で初来日。また<The Awaiting rural 2013 at eleven>や、静岡県のシークレットべニューで裏ruralと称したイベントで5時間のロングセットを敢行。2015年3月には<rural pre. Anemone at UNIT>にてA/Vライブセットを行うなど、<rural>と最も関係が深いアーティストの1人だが、今まで本フェスティバルに登場することはなかった。そのNEELが来日し、ついにDJ+Liveのハイブリッドセットを披露する。
さらにアメリカ・サンフランシスコを拠点に活動するテクノ・アーティストSolarが初来日決定。「RA」や「Dekmantel」などのPodcastでは、DJキャリア15年以上の安定かつ幅広い選曲で圧倒的センスを披露している。知る人ぞ知る才能が日本デビューを飾る。
地元ロンドンでは〈Night Moves〉主宰、また毎年7月にイギリス・ウェールズで開催されているチケット入手が非常に困難なフェスティバル<Freerotation>のレジデントDJのJane Fitzが二度目の出演を果たす。
2001年の〈PROGRESSIVE FOrM〉からの国内リリースを皮切りに、同じく国内レーベル〈op.disc〉、海外では〈Stroboscopic Artefacts〉、最近では〈Raster-NOTON〉など名だたるレーベルからプロダクションをリリースしてるAOKI takamasa。プロダクションも去ることながら、その安定したサウンドコントロール・ライブセットで過去2年間<rural>のフロアをロックし続けている彼が今年も登場。
ベルリン在住ニュージーランド人。レーベル〈Tri Angle〉や〈Samurai Horo〉からリリースを重ねるFisが初来日。ドラム&ベースに長く携わっていた彼が、ここ数年プロダクションやDJプレイに大きな変化がもたされ、不規則なリズムやベース、エクスペリメンタルなライブセットを披露する。
実験音楽~テクノなど幅広いライブセットをモジュラーシンセで表現するKURO。アンビエント/ドローン・プロデューサーhakobuneがライブセットで初登場。音楽プラットフォーム〈Melting Bot〉で数多くのアーティストを紹介し、多大なる影響を与えてきたSlyAngleも初登場。抜群なDJセンスで世界から注目されつつある〈Future Terror〉のレジデントHarukaは今年も参戦。
幾度とヨーロッパツアーを行い、数多くのプロダクションをリリースしている日本人テクノ・アーティストTAKAAKI ITOHは2年連続で出演決定。そして<rural>レジデントとしては〈form.〉主宰のKOBAも登場する。
今年の<rural>は関東・中部からアクセスしやすく、長野県 軽井沢に近い、標高1,800~2,000mの穏やかな山々に囲まれた「湯の丸高原」で開催。初夏の「湯の丸高原」は爽やかな亜高山帯気候で過ごしやすく、近隣に4つの日帰り温泉施設があるので、旅の疲れを癒すこともできるだろう。
今年も大自然を舞台にテクノ、ミニマル、インダストリアル、エクスペリメンタルなアーティストたちが轟音を響かせる。
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