<FUJI ROCK FESTIVAL’22(フジロックフェスティバル ’22)>への出演も決定した韓国・釜山の4人組インディー・ロック・バンド、Say Sue Me(セイスーミー)。5月13日(金)に4年ぶりとなる待望のサード・アルバム『The Last Thing Left』のリリースも控えてい彼らが、3月25日に先行公開された“Around You”に続き、4月20日に第2弾先行配信シングル“To Dream”をリリースした。
Say Sue Meが最新アルバムから「To Dream」を先行リリース
“To Dream (夢に)”は、アルバム収録曲全10曲のうち、唯一の韓国語歌詞曲。夢幻的でありながらはっきりとした心象を喚起する歌詞、ささやくようなヴォーカルと甘美なメロディーで、幾層にも折り重なったギターとキム・オキのサックスがじわじわと静かな高揚感を生み出す楽曲に仕上がっている。
また同曲のミュージックビデオは、釜山の映像プロダクション「There and Back」のイ・ソンウクが監督を担当。イ・ソンウク監督は白黒の静謐なトーンが印象的な映像作品で知られており、2019年の短編映画『アイス』は第22回釜山独立映画祭で3部門受賞を果たした監督だ。
今年結成10周年を迎えるSay Sue Meは、アルバム発売を記念して5月にソウルと釜山で約3年ぶりとなる単独公演を行い、7月30日(土)には<フジロックフェスティバル’22>への出演も決定。秋には新型コロナウイルスの影響で延期になっていた北米ツアーを行い、冬から来年にかけても精力的にライブ活動を展開する予定となっている。より注目度が高まっている彼らによる今年の新作もぜひご一聴いただきたい。