新体制で連続デジタル・リリースを敢行中のオルタナティブ・フォークバンド、SIS。第一弾シングル“腐る”、第二弾シングル“FULL SWING”、第三弾シングル“疾走”に続く第四弾シングル“青赤”を本日12月4日(水)にリリースした。
SchottとQeticのタッグによるスペシャルライブとインタビュー記事が公開中
SISの本懐とも言える憂いを帯びたアコースティックソング“青赤”。ふとした日常の中、誰しもが思う、在りし日の青春への喪失感や過去への悔恨を TxBONEが歌い上げるブルースだ。今を生きているからこそ、過去に思いを馳せることができる。そんな現在進行形のセンチメンタルが凝縮された一曲は、聴く者に共感と勇気を与えてくれる。
ジャケットにはこれまでもSISの姿を捉えてきた写真家・YOUNG HAMAによる写真を据える。一見しただけでは状況が把握できない、暗闇に飛び込む瞬間のような写真が、早く大人になりたかった青春時代を経て、もう戻れない儚さと妙にリンクする。そのような思いからTxBONEがYOUNG HAMAに写真を使わせてほしいと依頼し、実現したアートワークとなっている。
SIS – 青赤 [Official Music Video]
同時公開のMVでは、動画メディア「McGuffin」を始めファッションムービーなども手がける気鋭の映像作家・丹波おさむが監督を務めた。楽曲のキーカラー「青」と「赤」を効果的に使い、日常と地続きでありながらも楽曲の世界観をドラマチックに映像化。街の雑踏や電車の音が聴こえてくるような日常の景色から、仲間との旅路の道中、酒を酌み交わす様子、ライブやバックステージまでを追った。「彼らに演じてもらうのではなく素のままの彼らの日常を切り取りました」そう語る監督の言葉通り、SISに帯同した日々から紡がれ、リアルな表情を収めたMVは必見だ。
なお、QeticではSchottとのコラボによるスペシャルインタビューを掲載中。公式YouTubeチャンネルでは閉店後のSchottでのセッションの様子も公開されている、ぜひチェックしていただきたい。