SISが、連続リリース第5弾シングル「エントロピー」をリリースした。
今作は、生と死、出会いと別れを抒情的なアコースティックサウンドにのせたSIS流のバースデーソング。ピースフルでキャッチーなメロディとともに、生への感謝をまっすぐに歌い上げる歌詞、同時に先立ってしまった人へ花を手向けるように、喪失を経てこそ得る気づきへの感謝を歌い上げている。これまで人生で誰もが直面するテーマを歌い続けてきたSISにとって、“主題歌”ともいえるスローバラードに仕上がっているとのこと。
「エントロピー」とは物事の乱雑さを表す言葉で、あらゆるものはどの増大の法則に抗えない。人の肉体や感情も、どれだけ確かに思えてもやがて秩序を失う儚さを抱えている、そんな“不確定”な人生の広がりを序盤のシンプルなギターからストリングス、鈴の音やコーラスを徐々に重ねて表現した楽曲構成と展開にも注目してほしい。
またSISは、今春に初のフルアルバム『MEMENTOPIA』をリリースすることも決定した。本楽曲「エントロピー」を含む、これまで連続リリースしてきたシングルと、アルバム用に制作された新曲を多数収録した集大成作品となる。