そして何より、新人アーティストの世界的なプロモーションとしても大きな役割を果たしている。例えば、過去にザ・ホワイト・ストライプス、ノラ・ジョーンズ、ザ・ストロークス、ケイティ・ペリー、近年でいうとフローレンス・アンド・ザ・マシーン等が<SXSW>を大きなキッカケとしてブレイク。まさに、アメリカで成功=世界的にも成功するという“アメリカン・ドリーム”を具現化したのが<SXSW>というわけだ。ちなみに、音楽以外のIT(インタラクティブ)部門では、ツイッターがブレイクしたのもこの<SXSW>がキッカケだったとか。見本市だからといって排他的な雰囲気は一切なく、もちろん一般人の参加も可能。地元の人々は子供から大人まで年に1度の一大イベントを楽しんでいる様子だった。
2. <SXSW>はボーダレス&ジャンルレス。過去にはチャット・モンチーも出演!
上記のことから、新人バンドや新譜を出すアーティストのライブが大部分を占め、それらのアーティストはジャンル問わず、全世界50カ国以上から集まってくる。その中には、<Japan Nite>と銘打つ日本人アーティストオンリーのショーケースもあって、今までにチャット・モンチーやOKAMOTO’Sも出演していたようだ。今年はトクマルシューゴ(後日SXSW特別企画を公開予定!!)とLITEが出演していた。他にもアジア圏から日本でも人気のあるK-POPアーティストが初登場したり、まさにジャンルレス/ボーダーレスなのが<SXSW>なのである。
さらに大物アーティストがサプライズ出演することも<SXSW>の大きな魅力の一つ。今年はヤーヤーヤーズ、グリーン・デイ、イギー・アンド・ザ・ストゥージズ、ニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズ等の出演に加え、ジャスティン・ティンバーレイク、プリンス、アフガン・ウィッグスのステージにアッシャーが謎(?)の登場をしたり、はたまたダフト・パンク出演の情報が錯綜したりと(噂に惑わされて街中走り回ったのは秘密です・・・)、何時どのステージに誰がサプライズ出演するのか、悪戯の利いたハプニングは参加者を良い意味で悩ましてくれた。このラインナップで5つぐらいフェスできるじゃねぇかと思ったのは後の祭り。我々Qetic特派員は運の悪さ(上記に挙げたものは全て抽選)なのか偉い大人達の力が働いているのか、どれも見る事ができず・・・・・。その辺はピッチフォーク等が詳しいのでそちらを見て下さい(笑)。
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