テイラー・スウィフト(Taylor Swift)がこれまでに行なってこなかった政治的発言を初めて行いました。現地時間11月6日に行われる中間選挙で民主党候補への支持と共和党の候補者マーシャ・ブラックバーン(Marsha Blackburn)への不支持を表明しています。
テイラー・スウィフトの発言に対してコメントを求められたドナルド・トランプ大統領はテイラーの音楽を「25%好きじゃなくなった」と発言しています。
President Donald Trump Likes Taylor Swift’s Music ’25 Percent Less’ After Supporting Dems | NBC News
テイラー・スウィフトが政治的発言をする理由を説明
テイラー・スウィフトはInstagramで「これまで自分の政治的意見を公にすることには消極的でしたが、過去2年間に私の人生や世間で起きたさまざまな出来事のため、今は違う考えを持つようになりました。」と私生活や社会の動きを見ているうちに考え方が変わったことを説明。
さらに、LGBTQを含む全ての国民には人権があり「性的指向やジェンダーにもとづいた差別は『間違っている』」と強調。
そんな人権を守ってくれる候補にこれまで投票してきたことを説明。
しかし、中間選挙にテネシー州からマーシャ・ブラックバーンの過去の投票履歴を批判。
テイラー・スウィフトは、マーシャ・ブラックバーンが女性の同一賃金、女性に対する暴力についての法律改正への反対や同性愛者への理解のない姿勢を自身の考えとは相容れないものであると語っています。
最後には自分の州の候補者について情報をしっかりと把握して、自分の価値観に近い人に投票することを呼びかけ、選挙権を新たに得た若者に対して事前登録を済ませ、投票に行くことを促しています。