T:1曲目の”DIS THE POWER”から4曲目まで怒濤の攻めで、5曲目の”SO WHY?”のスローな入りはやられました。
K:当初あの曲の最初の部分は歌が無かったんだよね。だけど歌ったら面白いんじゃない?って話になってやってみたらハマったから、いいねって感じで。
Y:そこはね、どうしても歌って欲しかった。
T:歌詞に関しても、全編英語なのかと思っていたんですが、日本語での歌詞もあって、それがいい感じに刺さりますね。
K:T.C.Lは結構日本語多いですよ。聴くと分からないかもしれないすけど(笑)。今回歌詞カードには、それぞれのMCリリックが、曲の流れとは関係なくそれぞれブロック別に書かれてるんですよ。
Y:KYONO,YAMADA,RYOって、それぞれのストーリーになってて。
T:珍しいですよね?
K:ちょっと変わった載せ方をしようかと思って。でも多分聴きながらだと見にくいと思います(笑)。
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T:そしてツアーも決まっているようですが、バンドとしては初のツアーなんですね?
K:ツアーって言っても東名阪くらい。イベントに出るみたいな感じではありますが、バンドとしては初のツアーですね。
T:今回のアルバムでは長い曲でも4分いかない位じゃないですか、ライヴでは今回のアルバム全曲聴けると期待してもいいですかね?
Y:トータルでも40分いかないからね。
K:でもライヴとなるとどうかな?
T:曲順もそのままやるっていうのはどうですか?
K:そういうのもアリかな? そういうのって嬉しい?
T:ボクはちょっと嬉しいですね。今回のアルバムの流れがツボなんで。
K:(笑)。
T:音源を手にして欲しいのは勿論ですけど、やっぱりライヴを観て欲しいですよね。ボクも生意気に音楽を紹介する仕事をさせてもらってますが、情報が手軽に手に入る時代だからこそ、実際にライヴハウスには足を運んで観て欲しいと思います。
Y:ホント、良いバンドはいっぱいいるからね。
K:うん。その空気感とかは現場じゃないと分からないからね。実際に来て感じて欲しい。俺らの<FREAK OUT SHOW>っていうイヴェントでも、色んなジャンルのバンドと一緒にやりたいしね。それが刺激になる。
T:そしてツアーといえば打ち上げですが、みなさんの打ち上げってどんな感じなんですか?
K:こんな感じですよ。特に騒ぎもしないし、静かに(笑)。
Y:(笑)うん。至って普通に。
T:そうなんですか・・・KYONOさんがカラオケに行こう!ってスイッチはどのタイミングで入るんですか?
K:いや、最近は全然行ってないよ(笑)。
Y:最後に行ったのも2年前位じゃない?(笑)
T:サザン以外には何を歌うんですか?
K:レッドウォリアーズとか(笑)
T:そうなんですか!?
Y:それは俺ね(笑)昔ミュートマとかでよく観てたから。
一同:(笑)。
Y:KYONOくん上手いすよ、カラオケ(笑)。
K:俺はブルーハーツとかボウイとかね。飲んでるからさ、あんまり力入れて歌わなきゃならない曲は選ばない(笑)。
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T:あ、ボウイで思い出したんですけど、ウィキペディアにKYONOさんが音楽を始めた理由は「友達のスタジオ練習に遊びに行った際、ヴォーカルが遅刻したために代わりにBOØWYの「IMAGE DOWN」を歌ったところ、お前の方がいい」と誘われて加入したのが音楽活動の始まり。って書いてあったんですけど、それホントですか?
K:うん(笑)ホント、ていうか高校時代とかの話だよ(笑)。
T:いや〜、ウィキペディアって正しいんですね(笑)。
ちょっと脱線しましたが、やはりCDという形にはこだわって行きたいですか?
K:そうですね。レコーディングはもう終わってるけど、CDを手にした時にやっと実感できるというのもあるし。
Y:CDは音源ではあるけど、ジャケとかも含めて形にはこだわりたい。
Qetic編集部(以下Q):音源のフリーダウンロードとかもされてますよね?
K:デモ音源のね。まずは盤にする前に知ってもらいたいっていうのはあるんで。
Y:あと予算の関係ね(笑)。
T:色々便利になるコトが弊害的に思われがちですが、全部が全部ネガティヴでは無いと思うんですよ。CDが売れなくなったといわれる昨今、だからといって音楽を聴く人が居なくなった訳では無いし、ただ聴き方として、ボクが学生の頃みたいにナケナシの金で買った一枚のレコードをアホみたいに聴く事は無くなったのかもしれないというか。
K:擦切れるまでというか、カセットテープがのびるまで聴くとかね。
Y:カセットテープ世代だもんね。レンタルレコード店でレコード借りて。
T:まさか友&愛がavexになるなんて思っても無かったですしね。
K:ある意味色んな変化を見て来てる世代だからね。面白いよね。
T:ボクが学生の頃、親父がライヴハウスでライヴ観て来たなんて話も無かったですしそういった意味ではあながち全部が悪い時代ではないトコもあると思います。
Q:最後に皆さんの夢を教えていただきたいんですが。
K:夢?
Y:う〜ん、永遠に叶わなくても良いから持ち続けていたいよ。
K:どうせなら大きい方が良いよね。
Y:叶ったらそれでまた新しいものが出てくるからね、キリがない。
K:とりあえず海外でやってみたいかな。夢っていうか希望?
T:時々言葉って不自由ですよね。ニュアンスが違うけどそれしか言い様が無いというか。
K:そうだね。でも音楽をやり続けていたいよ。
Y:うん、この歳まで続けて来れたしね。
Q:最後って言ったんですけど、最後にもう一つ良いですか? もしライヴでファンの方がKYONOさんYAMADAさんを見かけた場合、お声掛けって失礼でしょうか?
T:(笑)。
K:いや全然(笑)普通に喋りますよ「あ、どうも」って。
Y:(笑)。
Q:その旨(記事に)書いてもよろしいでしょうか?
T:書くんだ?(爆笑)。
K:「あ、どうも」しか言わないですけど(笑)。
T:今日はありがとうございました。
(interview by 古川タロヲ)
★KYONOさん&YAMADAさんからスペシャルコメントいただきましたっ!
Release Information
2013.3.6 on sale! ArtisT:T.C.L(ティーシーエル) Title:Tremendous Classixx(トレメンダス・クラシック) MUFFIN RECORDS MFRD-1001 ¥2,300 (tax incl.) Track list |