小室哲哉、中田ヤスタカ、柴崎コウ、KOHHなど2015年末に何の前兆もなく突如リリースされたTeddyLoidの2ndアルバム『SILENT PLANET』。
当時まだ無名だった若手プロデューサーのリーダー作としては、異例の豪華かつ多彩なゲスト・アーティストが全曲に迎えられたコラボレーション作品。その後も米良美一、DAOKO、ちゃんみな、IA、BiSHのアイナ・ジ・エンド等、さらなるタイムリーな競演を披露し続けたデジタルEPシリーズ『SILENT PLANET 2 EP』と、足掛け3年にわたりTeddyLoidが実現してきたコラボレーション連作『SILENT PLANET』がついに完結編を迎える。
自身の作品『SILENT PLANET』にとどまらず、この3年間でゆず、HIKAKIN & SEIKIN、sleepyhead、Crossfaith、PS4『Destiny 2』PVへの楽曲提供等、まったくジャンルに縛られない360度のプロデュース&リミックス・ワーク、そして北米を中心とした年間10ヶ所以上の海外フェス出演を経て、よりそのレンジとポテンシャルを拡げたTeddyLoidが、いよいよ『SILENT PLANET』を最新サウンドで締めくくる。
『SILENT PLANET: RELOADED』、『SILENT PLANET: INFINITY』が11月にリリース!
アナウンスされた2作のタイトルは『SILENT PLANET: RELOADED』、『SILENT PLANET: INFINITY』。元々『SILENT PLANET』、つまり『沈黙の惑星』を舞台としたストーリー仕立てということもあり、2作品にそれぞれMARVELやDCの大作映画を想わせる副題がつけられている。映画の完結編さながらに、これまでの『SILENT PLANET』の主要登場人物達が再結集し、また新たなキャラクターも多数登場。新コラボレーション曲を多数収録し、既存曲は全て2108年版にアップデートされ、単なるベスト盤、リミックス盤にはとどまらないオールスター作品になるという。
まず11月14日(水)にリリースされる『RELOADED』は、『DUBSTEP vs MC’s』というコンセプト。近年TeddyLoidが最も注力している、最新型のDUBSTEPサウンドに特化。TeddyLoid史上「最もヘヴィでノイジー」なストリート向けの内容になっているという。
一方、その2週間後の11月28日(水)にリリース予定の『INFINITY』は、これまでのTeddyLoidを語る上で重要なゲーム、アニメ、ポップスといった要素を強調。『RELOADED』と打って変わってキャッチーな歌物を中心に、EDM、トロピカルハウス、フューチャートラップ等、華やか且つメロディアスな楽曲陣が軸となった作品に仕上がっているという。
『SILENT PLANET: RELOADED』、『SILENT PLANET: INFINITY』アートワーク公開!
また、本日公開されたアートワークは『SILENT PLANET』シリーズの全てを手掛けてきた、YARのYOSHIROTTENが担当。2枚の異なるテーマに合わせた、壮大なビジュアルとなっている。また、新たなアーティスト写真はHIROSHI MANAKAが撮影を担当。
注目の『SILENT PLANET: RELOADED』 、『SILENT PLANET: INFINITY』の参加アーティストは、本日公開された特設サイトにて順次公開。KOHHから米良美一まで、これまでもその異色マッチメイキングとアイデアで音楽シーンを驚かせてきたTeddyLoid、今回は国内のみならず海外アーティストともスタジオ入りしていたとのことで、またTeddyLoidならではのサプライズが仕掛けられているであろう。続報をお見逃しなく。