ロンドンの教会で行われているUKジャズ最重要イベント<Church of Sound>が、東京の代表的な寺のひとつである築地本願寺で<Temple of Sound>と名を改め日本初上陸。9月22日(金)から30日(土)まで築地本願寺のほか、東京・横浜・大阪の5会場で<Church of Sound>によって選び抜かれた新進気鋭のミュージシャンと日本のアーティストがコラボレーションを果たす。
UKジャズシーンの重要イベントが築地の寺で開催
東ロンドンのSaint James The Great教会で月2回開催される<Church of Sound>。近年注目される多くのバンドやDJらを排出しており、新世代UKジャズのキングとも称されるコメット・イズ・カミング(The Comet Is Coming)やヌバイア・ガルシア(Nubya Garcia)らに加え、トニー・アレン(Tony Allen)など伝説的なミュージシャンも出演している。過去にはDJイベントとしてドナ・リーク(Donna Leake)らが出演するなど、幅広い客層を巻き込んでひとつのカルチャーを形成してきた。
今回、築地本願寺の<Temple of Sound>では本国のコンセプトをそのままに、今UKで頭角を現し始めている旬のアーティストたちが、日本の新鋭ミュージシャンたちと熱い夜を演出する。ケンドリック・ラマー“The Hillbillies”にもサンプリングされ話題となったアラバスター・デプルーム(Alabaster DePlume)、コメット・イズ・カミングの原型であり、ジャイルス・ピーターソンのサポートも受けるシンセ&ドラムユニットのサッカー96(Soccer96)、〈Warp Records〉からデビューアルバムを発表したカリブ系ベルギー人の若き才能ナラ・シネフロ(Nala Sinephro)。
これに対して日本からは、ermhoi with The Attention Please、NAGAN SERVER and DANCEMBLE、石橋英子、Rintaro Sekizuka、Fuzzy73らが登場。さらに本イベントに参加するミュージシャンたちのフリージャムセッション&DJイベントの入場券、未発表楽曲&ライブ音源、サイン入りレコードなど豪華アイテムが手に入るクラウドファンディングも実施される予定だ。ぜひ続報をチェックしていただきたい。
Mansur Brown & Yussef Dayes – Church Of Sound(2017)
EVENT INFORMATION
Temple of Sound
2023.09.22(金)〜30(土)
会場:
築地本願寺(東京)
晴れたら空に豆まいて(東京)
Wall & Wall(東京)
Billboard Live横浜(神奈川)
Billboard Live大阪(大阪)
料金:
5,000円〜
※料金が異なりますので詳しくは各公演概要をご覧ください。
出演:
Alabaster Deplume
Nala Sinephro
Soccer96
Donna Leake
Ghost In The Tapes
Lex Blondin(Church of Sound / Total Refreshment Centre)
ermhoi & The Attention Please
NAGAN SERVER and DANCEMBLE
石橋英子
Rintaro Sekizuka
Fuzzy73(N.A.S.A.)
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