●ココが凄いぞ！ トリビュートライブ
次に先述の『エド・サリヴァン・ショー』放送50周年を祝った、本人たち出演のトリビュートライブをお届け。収録は＜グラミー賞授賞式＞の翌日となる1月27日に行なわれ、その甲斐あって豪華メンバーが目白押し。マルーン5、エド・シーラン、ジョン・メイヤー＆キース・アーバンにアリシア・キーズ＆ジョン・レジェンドと、出だしから眩暈がしそうなアクトが続く。若手のトップランナーにビートルズが与えた影響も当然大きく、イマジン・ドラゴンズのハマりすぎな“レボリューション”も最高だ。
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そして、この日のためにユーリズミックスが再結成。デイヴ・スチュワートはリンゴ・スターのアルバムをプロデュースしたり、ポールやトラヴェリング・ウィルベリーズとも縁が深いので参加は必然だろう。そこから麗しのケイティ・ペリーも出てきて、さらに、『サウンド・シティ』でポールと共演したばかりのデイヴ・グロールが、ELO（=ビートルズ最大のフォロワー）のジェフ・リンと“ヘイ・ブルドッグ”をプレイ！ おまけに、＜グラミー賞授賞式＞ではダフト・パンクとの共演も話題になったスティーヴィー・ワンダーが、数十年来の得意カヴァー“恋を抱きしめよう”を熱唱。プレゼンターとしてジョニー・デップやショーン・ペン（『アイ・アム・サム』！）も登壇したりと、何でもアリなVIP演出もアメリカらしくてたまらない。
そして、目玉はポールとリンゴ。ビートルズ旋風の張本人である2人が各々の持ち歌を披露したあとは、なんと共演も実現！ これはビートルズ解散後で初となる大事件で、ボルテージも最高潮に。ラストは“ヘイ・ジュード”で大団円。2人の50年間と果てしないビートルズ物語が凝縮されたフィナーレは、涙なくして見れません。
（text by Toshiya Oguma）
★ トリビュートライブ、本国アメリカでは、まさにザ・ビートルズが50年前にアメリカのテレビに初登場した「2月9日」にオンエア。そのプロモーション映像が現在公開中なので日本の放送に先駆けてご紹介。この番組は、WOWOWで2月11日（火・祝）夜9：00～放送されるのでお見逃しなく！
マルーン5–“Ticket to Ride”
ユーリズミックス–“Fool on the Hill”
スティーヴィー・ワンダー–“We Can Work it Out”
Program Information
ビートルズと私
2014.02.11（火・祝）19:30
放送チャンネル：WOWOWライブ
ザ・ビートルズ・トリビュートライブ 〜グラミー・スペシャル〜
2014.02.11（火・祝）21:00
放送チャンネル：WOWOWライブ
放送予定アーティスト：ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、マルーン5、キース・アーバン＆ジョン・メイヤー、エド・シーラン、アリシア・キーズ＆ジョン・レジェンド、イマジン・ドラゴンズ、ケイティ・ペリー、ユーリズミックス、ブラッド・ペイズリー、ファレル・ウィリアムス、シルク・ドゥ・ソレイユ、デイヴ・グロール＆ジェフ・リン、ジョー・ウォルシュ、ジェフ・リン＆ダニー・ハリソン、ゲイリー・クラーク・ジュニア、ジェフ・リン＆デイヴ・グロール、スティーヴィー・ワンダーほか
問い合わせ：0120-808-422（受付時間：9:00〜21:00）
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