9月16日(金)の日本時間午前2時、<ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK – The Touring Years ロンドン・ワールド・プレミア生中継>が開催されました。日本国内では東京、大阪、名古屋での開催となり、深夜にも関わらず東京は「TOHOシネマズ新宿」に多くのファンが集まりました。イギリス・ロンドンのレスター・スクエアの映画館「ODEON」で現地時間15日午後に行われたイベントが生中継されました
映画館前の広場にブルーのカーペットが敷かれ、出演者、スタッフなど多くが生中継のカメラの前に登場しました。監督のロン・ハワードは「世界中がビートルマニア状態になる以前の段階で、偉大なバンドだった。音楽も素晴らしいし、ストーリーにも気を配った。素晴らしいバンドの旅を描いている。」と自らの映画とザ・ビートルズについてを語りました。
映画には、子供だった頃にロサンゼルス・ハリウッド・ボウルのライヴを鑑賞したシガニー・ウィーバーが登場し、思い出を語りました。プロデューサーのブライアン・ブレイザーは「世界中の一般のファンから送られてきた映像がたくさんあって、それを見ていたら、”これシガニー・ウィーバーじゃない?”って話になったんだ。確認したら本当にそうだったんだよね」とのエピソードを披露しました。
オノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリスンも登場。ロン・ハワードは「ヨーコとオリヴィアからは多くの重要な情報をもらった」と明かしました。
photo by James Gillham
音楽を担当したジャイルズ・マーティンは「私がやりたかったのは当時のビートルズのコンサートのパワー、エネルギーを体験してもらうこと。ビートルズは若くして、ワン・ダイレクションと変わらない年齢で世界を席巻した。父(ザ・ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティン)が亡くなり、さびしい気持と、誇らしい気持が複雑に混ざっています。」とコメントしました。
映画を見るためにプレミアを訪れたマドンナ、リアム・ギャラガー、ボブ・ゲルドフ、ニック・メイソン、ステラ・マッカートニーの姿も生中継に登場しました。
リアム・ギャラガー
マドンナ
最後にポール・マッカートニーとリンゴ・スターが広場に集まったファンからの大きな拍手に迎えられて登場し、ポールは「興奮してるよ」、リンゴが「早く観たいよ。僕たちもまだ仮編集しか観ていないから全編を観るのは初めてなんだ。今日は完成版を見るのが楽しみ。」と語ると、ロン・ハワードは「今から文句を言っても遅いからね」と笑わせてくれました。
司会が「SNSがない時代にあっという間にビートルズは有名になった」と話を向けると、ポールは「ビートルズは一夜にして成功したわけじゃない。リバプールで長く努力し、ハンブルクにも行った。突然じゃなかったんだよ。」と語り、「僕たちはリバプールの4人の仲間からスタートしたんだ。小さな素晴らしいバンドにいて演奏し続けた。あとは全てなるようになったのさ。」、リンゴは「僕たちは好きなことをやり続けただけ。そしたらこんな結果になったんだよ。」と語りました。
『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』は9月22日(木・祝)より公開。アルバム『ザ・ビートルズ ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』は9月9日に発売され大ヒット中です。
Qeticでは、ライヴバンドとしてのザ・ビートルズに焦点を当てた特集を行っていますので、映画の予習・復習にチェックしてみてください!
「ライヴバンド」としてのビートルズの歴史を振り返る!
RELEASE INFORMATION
ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル
2016.09.09(金)
ザ・ビートルズ
[amazonjs asin=”B01ISHCD8I” locale=”JP” title=”ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル”]
iTunes
詳細はこちら
INFORMATION
ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years
「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years」本予告
2016・09。22(木・祝)より 全国公開
出演:ザ・ビートルズ
監督:ロン・ハワード
©Apple Corps Limited. All Rights Reserved.
詳細はこちら