2016年9月14日(水)東京・恵比寿LIQUIDROOM、9月15日(木)大阪・umeda AKASOでの来日公演を間近に控えているクリブス(The Cribs)。『フォー・オール・マイ・シスターズ』をリリース後の2015年8月に来日公演を行って以来、約1年ぶりの来日となります!
ライブパフォーマンスと「ローファイ」なサウンドが人気を呼び、メディアからも高い評価を得ているクリブス。さらに、元スミスのジョニー・マーが加入したり、フランツ・フェルディナンド、リバティーンズ、フー・ファイターズなどの有名アーティストとも共演・交流したりするなどアーティストの間でも高く評価されているバンドです!
華麗なる実績を誇るクリブスですが、着ているTシャツはボロボロでジーンズがあり得ないくらいビリビリに破けているなど見た目が決してファッショナブルとは言えない「ローファイ」感が漂っています。さらに、メンバーのロックすぎる怪我で病院のお世話になることも多数……。ステージからダイブ後にセキュリティにメンバーだと認識されずにステージに戻れなくなったという残念過ぎるエピソードも……。
そんな残念な部分も不思議と愛せてしまうバンド、クリブス。今回の特集では、来日公演に向けてクリブスをもっと愛おしく感じてしまうようなエピソードをご紹介します!
まずはクリブスの歴史を振り返り!
クリブスは、2001年に英ウェイクフィールドでゲイリー、ライアンの双子と弟ロスのジャーマン3兄弟で結成されました。「ローファイ」なサウンドと観客の心を掴むライブパフォーマンスで人気を集め、ロンドンに拠点を置くレーベル〈ウィチタ・レコーディングス〉と契約し、2004年にデビューアルバム『ザ・クリブス』(2004)をリリース! リバティーンズ、デス・キャブ・フォー・キューティーなどのバンドとツアーを周り、イギリスを初めとする各国の大規模フェスにも出演、<SUMMER SONIC>で初来日も果たします!
The Cribs – You Were Always The One
2005年には、『ザ・ニュー・フェラス』(2005)をリリースし単独公演、<フジロックフェスティバル>で来日。日本限定のミニアルバムもリリースされるほど日本でも人気を確立していきます! フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスをプロデューサーに迎え制作した『メンズ・ニーズ・ウィメンズ・ニーズ、ホワットエバー』(2007)で本格的にブレイクし、アルバム収録の“Men’s Needs”はNMEでその年のベストトラックの3位に、Metroでは1位に選出!
The Cribs – Men’s Needs (Live) – Vevo UK @ The Great Escape 2015
4枚目のアルバムとなった『イグノア・ジ・イグノラント』(2009)では元スミスのギタリストジョニー・マーが加入。2011年にはジョニー・マーが脱退し再び3人のクリブスに戻り、5枚目アルバム『イン・ザ・ベリー・オブ・ザ・ブレイズン・ブル』(2012)を制作。最新作『フォー・オール・マイ・シスターズ』(2015)はウィーザーなどのプロデュースで有名な元カーズのリック・オケイセックがプロデュースをしています。
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