苗場で迎え撃つ準備はOK? ヘヴィーの真骨頂は「ライヴ」にあり!
最後に、ヘヴィーの真骨頂とも呼べるライヴ・パフォーマンスについて。2014年の<フジロック>、および秋の単独ジャパン・ツアーを体験した読者には説明不要だが、彼らのライヴは終始エンターテインメントに徹しており、バカテクなバンド演奏が生み出すファンク・グルーヴと、スワビーがオーディエンスを煽りまくる即興やシンガロング大会がとにかく楽しい。数万人がグリーン・ステージを埋め尽くした苗場の光景も収められた、バンド・オフィシャルのダイジェスト・ビデオをご覧いただこう。
▶ The Heavy – Same Ol’
彼らはまもなく開催される<コーチェラ・フェスティバル>を皮切りに、ソールド・アウト連発のワールド・ツアーを経て、7月の<フジロック>にて帰還する。きっと脂の乗りまくった超絶スペクタクルなショーを展開するであろうことは間違いないが、ちょうどアメリカの大手放送局CBSの「Saturday Sessions」に出演したときの最新ライヴ映像がアップされていたのでご紹介しよう。
▶ The Heavy sings “Since Youve Been Gone”
いやはや、どうですか、この貫禄。ホーン隊もコーラス隊も増員してますますパワーアップ&スケールアップしているだけでなく、「今がオレたちの黄金期だぜ!」と言わんばかりの気迫と自信に満ちている。『ハート&ザ・マーシレス』を心ゆくまで味わい尽くしたら、あとはもう苗場で大合唱するだけ。ザ・ヘヴィーの全盛期にリアルタイムで立ち会えることに、いち音楽ファンとして感謝しかない。
▶ THE HEAVY “HURT & THE MERCILESS”
RELEASE INFORMATION
[amazonjs asin=”B01BHISASW” locale=”JP” title=”Hurt & The Merciless 帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 初回分オリジナル・ステッカー封入 / 国内盤 (BRC506)”]