イギリスのエレクトロニック・ミュージック・ユニット、ザ・プロディジー(The Prodigy)のフロントマン、キース・フリント(Keith Flint)が先日4日(月)に自宅で亡くなっているのが発見された。この影響で、ザ・プロディジーは今後予定していたすべてのライブをキャンセルする意向を発表した。
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グラストンベリー・フェスティバルへの出演もキャンセル
Following the tragic death of Keith Flint all forthcoming Prodigy shows will be cancelled with immediate effect.
TheProdigyHQ pic.twitter.com/qxRiHYIPME— The Prodigy (@the_prodigy) 2019年3月5日
彼らの公式Twitter上で発表された内容によると、当面のイベントへの出演をすべてキャンセルすることになるようだ。彼らは今年地元イギリスで開催される野外フェスティバル<グラストンベリー・フェスティバル>にも出演を予定したことが発表されていた。こちらへの出演も含め、すべてがキャンセルされることになる。
昨年末には約3年ぶりとなるニューアルバム『No Tourists』をリリースしていた彼ら。きっと彼らの進化したパフォーマンスを楽しみにしていた方も多いことだろう。
また、mixmagによると、ロンドンにあるクラブ「The Cause」では、現地時間3月16日(土)にキース・フリントを偲んで募金を募るパーティーが開催されるそう。このパーティーで得た収益は、メンタルヘルスや鬱病の周知を名目にすべてチャリティー団体「CALM & Mind」に寄付されるそうだ。
この運動に賛同したくてもパーティーに参加できない、という方に向けてこの団体に寄付できるクラウドファンディングのウェブサイトも公開されている。
今回の発表は残念ではあるが、またいつか彼らが元気な姿で熱いパフォーマンスを見せてくれることを願うばかりだ。現在、公式ホームページ上では、キースが力強く歌い上げている様子やオフショットを含めた数々の写真が掲載されている。ぜひチェックしてみてほしい。