カナダ人エクスペリメンタル・コンポーザー、ティム・ヘッカー(Tim Hecker)が、昨年“東京の郊外のとある寺”で雅楽団体・東京楽所のメンバーと共同作業し制作した9枚目のソロアルバム『Konoyo』(この世)をKrankyから9月にリリース。今回『Konoyo』から“Keyed Out”が公開!

Tim Hecker — This life [Konoyo, 2018]

Tim Hecker
(ティム・ヘッカー)

ティム・ヘッカー新作『Konoyo』から新曲が公開!10月にWWW Xで来日公演が開催 music180801-timhecker-2-1200x800

カナダ出身、現在は米ロサンゼルスを拠点に活動するサウンド・デザイナー/コンポーザー。00年代前後のグリッチやクリックといった音響エレクトロニック・ミュージックにおける一大ムーヴメントで頭角を表し、ノイズ、不協和音、音の断片を巧みに用いたメロディーや空間を構築する、シーンきっての人気・実力共にトップクラスのアーティスト。

これまでにJetone名義でForce Inc.、本名名義でMille Plateaux、Alien8、Krankyといった名門レーベルからコンスタントに作品を発表。2011年にリリースされた『Ravedeath, 1972』は、Pitchforkをはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ジュノー賞(カナダ版グラミー賞)ではベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージックアルバムを受賞。

2012年にはDaniel Lopatin(Oneohtrix Point Never)との共作『Instrumental Tourist』を発表。2013年には初のジャパンツアーも行い、圧巻のパフォーマンスを披露。その後発表された最新アルバム「Virgins」(2013年)は前作を凌ぐ傑作と絶賛された。

2014年には再来日を果たしTAICOCLUBに出演、深夜のこだまの森で幽玄なアンビエントを響かせた。2016年、8枚目のフルアルバムとなる「Love Streams」を英4ADからリリース。親交の深いJóhann JóhannssonやBen Frostらも参加した今作で、アイスランドの聖歌隊のヴォーカルや加工された木管楽器などの生音とアブストラクトなエレクトロニックサウンドを融合、新境地のサウンドスケープを提示した。

そして2018年9月に9枚目のフルアルバムとなる『Konoyo』のリリースを発表。本作は雅楽団体”東京楽所”のメンバーと共に東京郊外のとある寺でその大部分を制作。日本の伝統音楽である雅楽とTim Hecker独自のアブストラクトなマニピュレーションスタイルを融合させた新境地となっている。

http://sunblind.net/

EVENT INFORMATION

Tim Hecker “Konoyo” Live in Tokyo

2018.10.02(火)
OPEN 19:00 / START 20:00
WWW X
ADV ¥5,000 / DOOR ¥5,500(税込 / ドリンク代別 / 全自由席)
Tim Hecker + the Konoyo Ensemble

一般発売:8月8日(水)e+ / ローソンチケット / Resident Advisor / WWW店頭
主催・企画制作:WWW

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