自然の中で、自然から得るインスピレーションに忠実に即興演奏を行う「地球を吹く」プロジェクトを、世界、日本各地で18年にわたって行ってきた近藤等則。
2012年アムステルダムから帰国し、以降、ライブやレコーディングを重ね、自然から得たインスピレーションをライブハウスやコンサートホールでの演奏にフィードバックする試みを続けてきました。
2016年秋、自身のアイコンである、エレクトリック・トランペット・システムとトラック制作ツールを一新し、息を表現するトランペットの音色が、さらに有機的で奥行深いものに変化しています。
この新しい音色を披露する、二ヶ月連続東京公演の第二夜<The Future of Electronic Improvised Music ~電子即興音楽の未来〜二ヶ月連続東京公演>が、12月27日(火)、六本木Varit.で開催されます。
第一夜は、11月、日本最高峰のドラマーで朋友である山木秀夫さんと共演。一世を風靡したIMAバンドのフィーリングが、変わらぬ爆音ながら音のミストシャワーのように濃厚でリッチなサウンドに生まれ変わって蘇りました。
第二夜は、まったく異なる世界へ皆様をお連れします。 共演のDJ Yama a.k.a Sahibさん、EIJIさんは、艶めかしくもサイバーパンクなバンド、Free Electroで近藤等則と共演。またピーター・バラカンさんはじめ今も多くのファンを魅了し続ける、端唄の栄芝さんを近藤等則がプロデュースした“The吉原”にも参加。聖地宮島での音楽祭でも近藤等則とともに新しい音楽を生み出してきたブラザーたち。 そしてソロアルバム『エスポワール Espoir』をリリースしたばかりの気鋭のベーシスト、守家巧さんが、近藤ファミリーのサウンドに新しいグルーヴを重ねてくれることでしょう! 1年の締めにはぜひクールなロマンティストたちの電子即興音楽にひたってみてはいかがでしょうか!