9.11以降、鬱屈とした空気で溢れたNYの街にそれを拭うかのように登場したバンド、ティービー・オン・ザ・レディオ。ザ・ストロークス、ヤー・ヤー・ヤーズと並ぶNYを代表するバンドが前作『ナイン・タイプス・オブ・ライト』より3年ぶりの新作『シーズ』をリリースする。前作リリース直後に起きたジェラード・スミス(べース&キーボード)の死去を乗り越え届けられた今作は、彼らのソウルフルかつエネルギッシュなテイストを維持しつつも“Seeds”=“種子”というアルバムタイトルも読み取れるように過去最高に骨太かつきめ細かく構築されたサウンドで構成されている。
そして、何よりもファンにとって楽しみであるのはライブだろう。2006年以降、残念ながら来日公演を行っていない彼らだが、少しでも熱狂と興奮の様子を伝えるべく、彼らのホームタウンでもあるNY・ブルックリンで行われたライブに足を運んできた。ライブにいって意外だったのは年齢層(30代前半〜後半中心)が高かったこと。ある意味復活の意味も込められたライブには、往年のファンが数多く集まったのだろう。そんなファンにカムバックしたバンドへの熱い想いを語ってもらうべく、アンケートを行った。
TV On The Radioの最新ライブに潜入! 本場での反応は?
【アンケート内容】
1. 名前/2. 職業/3. TV on the Radioの好きなところ教えて!/4. 今回のライブの感想は?
1. ユージニア/2. MTV/3. 正統派サウンドでありつつも、そこに実験的なサウンドを混ぜるバランスが絶妙ですごく好きなのよ。/4. 新作を聞いて来たから楽しみにしてたんだけど、音源とは又違ったエナジーを間近で感じることが出来て最高だったわ!
1. シェイク/2. システム・エンジニア/3. サウンド、歌詞、楽器の使い方、全てが好きなのよ。音源もよければライブもいいし。一個も悪いとこが見つからないわ。カリフォルニアからわざわざ来たのよ!/4. 新作をばっちり予習して新曲を聴くのを楽しみにしていたんだけど、彼らがやりたいことを突き詰めた感じを受けたわ。彼らにとってすごく良いことよね。
1. カルロス/2. アーティスト/3. 1stや2ndアルバムをリアルタイムで青春時代に聞いていたからその時のことを思い出して聞くたびに胸が熱くなるんだ。/4. 最高だったよ。初めて観ることができて感動しているんだ。今はあまり言葉が出てこないよ(笑)。