そんなLIVE STAGEと壁一枚隔てた場所には、漆黒のテントに覆われたRESISTANCEがあった。アンダーグラウンドのハウス、テクノの粋を極めたこのステージも今回で3回目。Seth Troxler(セス・トロックスラー)やNic Fanciulli(ニコラス・ファンシアリ)、Sasha | John Digweed(サシャ|ジョン・ディグウィード)といった錚々たる面々が集結していたが、今年最大の注目はなんといってもCarl Cox(カール・コックス)。
世界のテクノシーンを牽引する巨匠であり、本家<UMF>の看板とも言える彼が満を持して<ULTRA JAPAN>初登場。その勇姿を見ようと最終日大トリを飾った彼のステージには多くのオーディエンスが詰めかけ、その期待に応えるべくカール・コックスは持ち前のグルーヴ感みなぎるプレイで熱狂の渦を創出。
かたや隣ではアンダーワールド、さらにULTRA MAIN STAGEではティエストがプレイ。長きに渡りダンスミュージックを牽引してきた偉大なる3組のアーティストが同時に登場する。こんなに贅沢なことはないと思う反面、オーディエンスにとっては誰を見るか、それは実に苦渋の決断だったであろうが……それも<ULTRA JAPAN>の醍醐味だ。
もはや特定のジャンルやカテゴリに縛られることなく、あらゆるサウンドを包括した<ULTRA JAPAN>。今年も見事大成功を収めたが、次回は節目となる5回目。くしくも、本家マイアミの<UMF>も記念すべき20周年を迎え、さらなる進化が期待されているなか、<ULTRA JAPAN>もまた必ずや刷新し、新たな姿を見せてくれることだろう。
フォトジェニックでアートな空間「ULTRA PARK Produced by Onitsuka Tiger」
チルアウトなスペースで楽しめるULTRA PARKでは、日本を代表するアーティストによるアート作品の展示やライブペインティングを実施し、よりフォトジェニックな空間に。会場内では多くの人がスマホやカメラを片手にSNS映えするお気に入りの場所で写真を収め、新たなフォトスポットとなった。
会場で見つけた都市型フェスならではのコーディネートをチェック!!豪華来場者もキャッチ!
<ULTRA JAPAN>の会場では、都市型フェスならではのクールかつ開放的なファッションが目立った。特に注目なのは、ジャージやナイロン素材を取り入れたヘルシーなスポーツMIXスタイルや、シルバー・ラメ・オーロラのようなスペーシーなカラーを洋服だけではなく、メイクにも取り入れたスタイル。また来場者も豪華な<ULTRA JAPAN>。アンジャッシュ渡部建、トレンディエンジェル斎藤司、ざわちん、大倉士門、植野有砂、AMIAYA、JP The Wavyなどの姿をキャッチ。秋を先取りしたフェスファッション楽しんでいる来場者が多く見られた。
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<ULTRA JAPAN 2017>はEDMフェスではない!アンダーワールド、水カン、MIYAVI、ザ・チェインスモーカーズら出演、魅力を徹底解剖!
【ULTRA JAPAN】Qetic独占も!MIYAVI、水カン・コムアイ、ちゃんみなからコメント動画が到着!
EVENT INFORMATION
ULTRA JAPAN 2017
2017.09.16(土)、17(日)、18(月・祝)
START 11:00/CLOSE 21:00(予定)
TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場/江東区青海)